学びの特徴

特色あるプログラムや授業の紹介

学びの奥行き 授業科目
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授業科目

現代社会学部ならではの、広い視座でとらえる教育学。

[教育方法と技術]

日進月歩で変化する教育現場の時代の流れを鑑みつつ、より楽しく、分かりやすく、効果的な教育手法を学ぶのがこの授業の目的です。自宅付近を散策して建物や店舗を訪れ、感じたことを「五感マップ」に落とし込んだり、さまざまな環境下でレゴを限りなく高く積み上げることに挑戦したり。体験的でオリジナリティ溢れる授業を通じて、学生はこどもたちの興味をしっかりと引き出す教育手法を考察・分析。見出した効果的な手法やICTを生かして、授業を自らデザインし、実践的な授業展開能力を養います。

[社会科指導法]

小学校で行われる社会科授業の目標、指導法などの理解を深め、授業のための基礎的知識の修得をめざします。学生たちは、社会科の授業で実際に使われている教科書を分析しながら、それぞれに学習指導案を作成。最終的には模擬授業に挑戦し、授業内容を教員や受講生同士で評価し合います。近年は教育現場でもICT活用が進んでいるため、この授業では学生1人にiPadを1台貸与。時代に即した指導法やノウハウを身につけていきます。

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4つの観点からこどもを見つめ、こども学への学びを深める。

「子どもの権利条約」を踏まえて、こども学を【生きる】【守られる】【育つ】【参加する】の4つの観点から学びます。

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【生きる】…こどもと発達/こどもと福祉

こどもの発達、健康、福祉に関する知識を学び、こどものウェルビーイングを高める実践力を身に付けます。

PICK UP 科目 内 容
こども理解の理論と方法 こども理解の方法を学び、こどもという存在を複眼的に捉えることをめざします。そして、こどもに対する共感的理解とその理解に基づくかかわりを学んでいきます。
こどもの発達心理学 こどもはどのように大きくなるのでしょうか。乳幼児期から児童期・青年期のこどもの発達について、保育者や小・中学校教員として必要な発達心理学の基礎知識を多くの映像資料を交えながら学んでいきます。

【守られる】…こどもとケア/こどもと多様性

こどもを取り巻く課題についてグローバルな視点で理解を深め、国内外の多様なこどもに応じたケアを学びます。

PICK UP 科目 内 容
異文化体験論 日本の保育所・小中学校で国際結婚家庭のこどもや外国にルーツを持つこどもが急増しています。こどもが異文化で育つ経験を実際にシミュレーションゲームで体験しながら、こどもを受け入れる保育者や小・中学校教員として必要な知識を学びます。
地域社会とこども 障がいがある子どもが地域社会でどのような支援を得ているのかを、動画や資料に基づき、教員が解説します。施設の存在意義や現場職員の役割、子ども・保護者の状況について理解を深めることを目標にしています。

【育つ】…こどもと教育/こどもと社会

こどもの保育・教育に関する歴史やこどもを取り巻く社会状況を理解し、こどもの保育・教育に関する専門的なスキルを身に付けます。

PICK UP 科目 内 容
こどもキャリアデザイン演習 こどもに関連する企業や公務員などの行政職、NGOやNPOで働くゲストスピーカーの話を聞き、実際に現場で課題となっていることをテーマにしたワークショップやミニプロジェクトを通して学ぶ、実践的な課題解決型授業です。
教育方法と技術(ICT活用を含む) 「楽しさ」の中に生まれる「深い学び」をどうすれば実現できるでしょうか。
既存の枠組みにとらわれない多様な体験と受講者相互の対話やリフレクションを通して、授業をデザインするアート(技)を探究していきます。

【参加する】…こどもと遊び/こどもと表現

こどもの遊び、表現、身体性に関する知識を実践的に楽しみながら学び、新たな文化をつくる創造力を養います。

PICK UP 科目 内 容
こどもの遊び実践論 保育・教育で大切にされている遊びの理論をもとに、遊びを実践し、楽しみながら学ぶ授業です。伝承遊び、伝承おもちゃ作り、運動遊びなどを取り上げ、 保育者や教師を目指す学生が自ら遊び環境をデザインし、生み出す力を高めることを目指します。
自然環境体験論 こどもの現代における自然環境体験の重要性について学修します。京田辺キャンパスに自生する竹を用いた食器づくりや薪づくりといった活動を経て、生駒山麓公園でのキャンプに臨みます。活きた鮎を塩焼きにしたり、燻製や焼き芋を作るなど、自分たちで食事のメニューを考えます。

教育方針

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