音楽専攻科

社会で活躍する、音楽のプロフェッショナルへ

POINT 1

演奏技術と専門知識を高める実践的な教育

音楽を通して社会に貢献できる人材を養成するため、実技に重点を置いた実践的な教育を展開。演奏法および作品解釈に関する知識を修得することで、演奏技術をさらに高め、あらゆる音楽を総合的に理解できる人材を育成します。

POINT 2

技術と知識を基に社会で能動的に活躍できる人材へ

音楽に対する豊かな価値観、高度な演奏技術、幅広い専門知識を育むだけでなく、協調して音楽を創り上げる主体性、社会のニーズに応える多彩なジャンルの音楽創造力やプロデュース力など、音楽の諸分野に能動的に参画できる能力も育成。音楽活動の実践を通し、学びの成果を社会に還元できる人材へと導きます。また、学部教育との接続にも配慮したカリキュラムで、専攻科学生と学部学生の交流を促進。教育上のシナジー効果をめざします。

入試概要

音楽専攻科の入試情報については下記ページにて確認してください。

音楽専攻科専攻一覧

専攻科生の声

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~新たな分野を開拓し、自分の強みを広げる~

M.Bさん  
音楽専攻科 鍵盤楽器専攻 ピアノ
学芸学部 音楽学科 演奏専攻(2024年3月卒業)
東京都 文教大学付属高校 出身

ピアノはそもそも、西洋で生まれた楽器。だからこそ、その文化をより深く知る海外出身の先生から学びたいという想いがあり、ラフィ・ベサリアン先生のレッスンを受けられる専攻科へ進学しました。学部生時代は、譜面に忠実に演奏する傾向が強かった私。しかし専攻科でのレッスンを通じて、曲の成り立ちや文化との結びつきなど、背景にあるものを演奏に落とし込む表現力が育ちました。師事する先生が変わったことで、ラフマニノフやプロコフィエフの曲などにも興味を抱くように。新たな分野を開拓し、自分の強みを広げられているなと感じています。ピアノ以外の鍵盤楽器を演奏したり、他楽器の専攻科生と交流したり。自身のピアノを客観的に見つめ直す機会が多い専攻科で力を伸ばし、卒業後はピアノ講師の仕事や演奏活動を通じて、より多くの人に音楽の楽しさを伝えていくことが目標です。

カリキュラム

専攻 科目名 期間 単位 担当者 履修
方法
備考
声楽専攻 専門実技(声楽) 通1 6 各実技担当教員 必修 クラスは担当者によって異なる
歌曲研究A 春2 2 高島 依子 選択必修
4単位
歌曲研究B 秋2 2 高島 依子
オラトリオ研究A 春2 2 松下 悦子
オラトリオ研究B 秋2 2 松下 悦子
オペラ研究Ⅰ 春2 2 井上 敏典
オペラ研究Ⅱ 秋2 2 井上 敏典
鍵盤楽器専攻(ピアノ・オルガン・チェンバロ) 専門実技(鍵盤楽器) 通1 6 各実技担当教員 必修 クラスは担当者によって異なる
伴奏法A 春2 2 右近 恭子・
中山 幾美子
選択必修
4単位
伴奏法B 秋2 2 船橋 美穂・
中山 幾美子
鍵盤楽器奏法研究A 春2 2 R.Besalyan・
三橋 桜子・
高橋 聖子
鍵盤楽器奏法研究B 秋2 2 R.Besalyan・
三橋 桜子・
高橋 聖子
管弦打楽器専攻 専門実技(管弦打楽器) 通1 6 各実技担当教員 必修 クラスは担当者によって異なる
管弦打楽器合奏Ⅰ 春8 3 牛渡 克之 選択 学部と合同
管弦打楽器合奏Ⅱ 秋8 3 牛渡 克之 選択 学部と合同
各専攻共通 楽曲分析Ⅰ 春2 2 成田 和子 必修  
楽曲分析Ⅱ 秋2 2 成田 和子 必修
楽書講読Ⅰ 春2 2 竹内 直 必修
楽書講読Ⅱ 秋2 2 竹内 直 必修
音楽外国語Ⅰ 春2 2 椎名 亮輔 必修
音楽外国語Ⅱ 秋2 2 椎名 亮輔 必修 「音楽外国語Ⅰ」を履修済であること
室内楽Ⅰ 春1/2 1 担当者未定 選択 学部と合同
室内楽Ⅱ 秋1/2 1 担当者未定 選択 学部と合同
指揮法研究Ⅰ 春2 2 森 香織 選択  
指揮法研究Ⅱ 秋2 2 森 香織 選択 「指揮法研究Ⅰ」を履修済であること
京都の音・音楽Ⅰ 春2 2 福本 康之 選択  
京都の音・音楽Ⅱ 秋2 2 竹内 直 選択 「京都の音・音楽Ⅰ」を履修済であること
宗教音楽Ⅰ 春2 2 村田 圭代 選択  
宗教音楽Ⅱ 秋2 2 村田 圭代 選択
音楽作品研究A 春2 2 葛西 聖憲 選択
音楽作品研究B 秋2 2 葛西 聖憲 選択
音楽史特講Ⅰ 春2 2 椎名 亮輔 選択
音楽史特講Ⅱ 秋2 2 椎名 亮輔 選択

※全専攻とも必修科目を含め、合計30単位以上を修得すること。

※教員免許状(中高専修音楽)取得には、免許・資格関係履修要項を参照すること。

問合せ先

開室時間 9:00 ~ 17:00(11:30 ~ 12:30閉室)

同志社女子大学 学芸学部 音楽学科
〒610-0395 京都府京田辺市興戸
【TEL】0774-65-8501
【FAX】0774-65-8504
【E-mail】ongaku-t*dwc.doshisha.ac.jp
(*を@に変えてご利用ください)

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