学びの特徴

特色ある授業や研究室の紹介

学びの奥行き 給食経営管理実習
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給食経営管理実習

給食の大量調理を通して、経営視点と現場力を修得。

大量調理の計画・実践

おいしく、安全な給食をつくるための大量調理法を学習。ただつくるのではなく、計画・実行・確認・対応のマネジメントサイクルに基づき、食事提供と評価も行います。授業では調理器具や機器の使い方、発注書の書き方などの基礎を学んだうえで、栄養・衛生管理の観点を踏まえながらグループで実習計画を作成。試作と試食、改善点の掘り起こしを繰り返しながら、100食の大量調理に挑戦します。「つくって終わり」ではなく、給食の管理・運営について一連の業務を学べることが、この授業の大きな特徴。原価計算や、フードサービスとマネジメントについてのグループワークを経験することで、管理栄養士として必要となる知識と技術を包括的に身につけます。

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食育

“食事”の大切さを伝え、こどもたちの未来をつくる。

実践栄養学研究室:食事の大切さを科学的に分析・発信

栄養バランスの整った食事を、三食食べることの大切さ。いわゆる「食育」と呼ばれる領域の情報をサイエンスに根ざして分析・発信するのが実践栄養学研究室の目標です。過去には、小学生が朝ごはんの重要性を学び、朝ごはんづくりのお手伝いを通して自尊心を育めるようなプロジェクトを実践。得られたデータをもとに、食育教材『楽しく作る家族ごはん〜わくわくクッキングBOOK〜』も出版しました。学生たちはこういった事例を参考にしながら、中学生や高齢者など、多世代を対象に食育研究に挑戦。研究結果を地域や社会に還元して、食事はもちろん、その先にある心身ともに健やかな人生の大切さを伝えていきます。

基礎教育科目

初年次教育として1年次から2年次の間に、講義や実験・実習によって化学・生物・情報処理の基礎力を強化します。

PICK UP 科目 内 容
栄養素の化学 栄養素の代謝について理解するのために必要な有機化学の基礎知識に加え、物質の変化、物質の状態について化学的な考え方を学修。
また、主要な栄養素となる糖質、たんぱく質および脂質の化学構造について学びます。

応用・各論科目

講義や実験・実習、校外・臨地実習をとおして系統的かつ効率的に学修することで、食と健康に関して科学的根拠に基づいた提案ができる力を育成します。

PICK UP 科目 内 容
臨床栄養学ⅠA・ⅠB チーム医療の一員として栄養管理や栄養指導を行う対象となる疾患を重点的に取り上げ、具体的な症例について栄養アセスメントの方法、栄養療法のプランなどについてグループワークを中心に学びます。
公衆栄養学Ⅰ・Ⅱ 個人や集団の健康の維持・増進、さらに疾病を防ぐことを目的とする公衆栄養学。栄養・食物に関する広い視点から栄養問題を考察します。
栄養教育論Ⅰ~Ⅲ 栄養基礎理論を基に、国民の栄養・食生活の現状をふまえて、栄養教育を理解します。食生活を支援するための栄養教育の実践能力に必要な理論と方法を修得します。
臨床病態学Ⅰ~Ⅲ 医師が担当する、臨床医学唯一の授業。チーム医療の一員として活躍する、管理栄養士に必要な臨床医学の知識について、病態生理を中心に学びます。

卒業論文

学びの集大成と位置づけ、食・栄養に関する専門的な研究に取り組みます。
栄養に対する科学的な知識や分析力、論理的思考力を育みます。

 

教育方針

食物栄養科学科のディプロマポリシー・カリキュラムポリシー・アドミッションポリシーについては下記リンクをクリックして確認してください。

管理栄養士専攻