国家試験合格実績と対策

管理栄養士国家試験合格率

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国家試験合格に向けた充実したカリキュラムを編成。第39回管理栄養士国家試験において、2025年3月卒業生93人が受験し、91人が合格。合格率は97.8%でした。全国の平均合格率は48.1%という難関ですが、学生の努力と専門スタッフによる支援の結果、毎年卒業生のほぼ全員が受験し、高い合格率を実現しています。

管理栄養士国家資格と本学の取り組み

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厚生労働大臣の免許を受けた栄養のプロフェッショナルで、学校や病院、保健所、福祉施設などでの栄養の指導や食事管理を行います。また食品会社での商品開発やスポーツ施設での栄養相談などに活躍の場が広がっています。本学では、1912年、家政科を設置。改組の後、1969年、家政学部食物科学科に、京都府で初めてとなる管理栄養士専攻を設置しました。きめ細やかな指導やサポートを行い、毎年卒業生のほぼ全員が国家試験を受験し、高い合格率を残しています。過去10年間の新卒者の受験者数と合格率は下記の通りです。

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食物栄養科学科主任より

本学では、生活科学部食物栄養科学科 管理栄養士専攻を卒業した93名全員が2025年3月の国家試験を受験しており、内91名が合格しました。今回の全国合格率は48.1%となっており、昨年度(49.3%)よりも低下しています。近年、国家試験の難易度は上がっているようですが、本学は例年と同様の合格率を維持できました。

努力が実を結んだ卒業生たちに対して今回の結果に、指導にあたってきた者として嬉しい思いでおります。一方で不合格だった卒業生には今後もサポートを提供していきます。すでに4年次生は先輩たちに続けと、 卒業論文と並行して国家試験の準備に入りました。学生の頑張りに応え、全員合格をめざして、担当教員一同、全面的なバックアップ体制をとって臨みたいと考えています。

教員の声

今回の結果は、教員と専門スタッフによる緻密な国家試験サポートの下、学生一人一人が地道な努力を4年間積み上げてきた結果にほかなりません。今後、食と健康にかかわるあらゆる場面で彼女達が存分に活躍してくれることを願っています。

管理栄養士専攻