学びの特徴

豊富な実習や実験を通して「食」を科学的に追究する

豊富な実験・実習を通し、科学的においしさを追究。 食品・調理・栄養についてバランス良く学びます。

Point 1

京の和菓子や食材など地の利を活かした学び。

Point 2

食品衛生管理者・監視員、家庭科教諭、 フードスペシャリストなどの免許・資格が取得可能。

Point 3

食品関連企業と連携して、商品開発にチャレンジ。

特色ある授業やプログラムの紹介

学びの奥行き 食品開発プロジェクト
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食品開発プロジェクト

企業と共に商品開発し、リアルな食品業界を体感。

商材としての食品開発

学生と京都の食品関連企業が連携し、商品の共同開発に挑戦するプロジェクト。学生たちはチームごとに、食肉加工・製パン・製菓などのテーマを考察。現場調査、企業との連絡・交渉などを行いながら企画を立案していきます。開発に加え、売上を高めるための販売促進方法も自ら考え、マーケティング思考を身につけていくことも、プロジェクトの目的のひとつです。完成した商品が実際に販売されるチャンスもあるため、学生たちが社会とのつながりを感じられる貴重な機会となっています。成果発表会では、多くの企業に向けて新商品や販売促進方法を提案。企画に関してプロからのアドバイスや評価を受けることで、大きな達成感を味わうことができます。

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学びの奥行き 京の料理と菓子
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京の料理と菓子

京料理から創造力とおもてなしの心を学ぶ。

伝統的な調理法・精神の修得

京都の伝統が息づく料理や菓子の調理技術、そして精神を学ぶことにより、日本の食生活や食文化への理解を深めていきます。食品学・調理科学的合理性に裏打ちされた、質の高い京料理の調理法。和菓子の歴史と種類を学ぶことで見えてくる、日本人の感性が宿る京菓子の魅力。京都の食文化が持つ機能と奥深さを知り、日常の健全な食生活について、学生の視点で考察していきます。教員を務めるのは、江戸時代から続く料理旅館の主人。京料理の専門家から旬の魚介類の調理を学んだり、伝統を守りながらも新しいエッセンスを加えた京菓子のデザインに挑戦したり。伝統的な食文化に触れながら、創造力と「おもてなしの心」を養います。

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入門・概論科目

1年次の初年次教育として、4年間の学びの内容を概観し、大学での学修姿勢を身につけます。

PICK UP 科目 内 容
食物学のための数学と物理 食物や関連物質は安定した状態(平衡)にあるわけではなく、時間の経過とともに大きく変化します。
その変化を科学的に分析するために、数学的な基礎知識および測定データの解析方法を学びます。

基礎教育科目

1年次から2年次の間に、講義や実験・実習で専門的な学びに必要な基礎知識を身につけます。

PICK UP 科目 内 容
化学の基礎 高等学校で「化学」を履修しなかった1年次生を対象に、「化学」を初歩からわかりやすく解説。
その後の実験や実習科目で必要とされる項目を中心に学習し、化学的基礎知識の定着を図ります。
食生活論 食の機能や和食の特徴、食生活の現状と課題について学び、健康な食生活を実践する力を養います。
授業では、食に関するテーマを各自設定し、文献調査およびプレゼンテーションを行います。

応用・各論科目

講義や実験・実習をとおして、食物の特性や嗜好性を科学的に理解・追及するために必要な知識と技術を修得します。
また、食品関連企業でのインターンシップや食品開発プロジェクトを経験します。

PICK UP 科目 内 容
食品官能評価論 官能評価とは、食品の特性を人間の五感によって評価・測定すること。機器を用いずに信憑性の高いデータを得るために、人間の感覚の特性などについて学びます。
食品バイオテクノロジー実験 微生物や動植物の生命現象の仕組みを利用したバイオ技術について、細胞培養、細胞融合、遺伝子組み換え、バイオリアクターの4つの基本を実験を通して理解します。

卒業論文

各研究室で、食に関するさまざまなテーマに取り組み、最終成果を教員と在学生の前で発表します。高い専門性や技能を獲得するだけでなく、分析力、思考力、プレゼンテーション力といった社会人として求められる資質を広く養います。

教育方針

食物栄養科学科のディプロマポリシー・カリキュラムポリシー・アドミッションポリシーについては下記リンクをクリックして確認してください。

食物科学専攻