教職課程履修上の心構え

教職課程の履修にあたっては、適性と将来の計画についてよく考え、実際に教職に就くことを志望する人のみが履修するようにしてください。

中学校・高等学校の教員としての仕事は大変やりがいのある仕事であることは確かですが、非常に大変な仕事であることも確かです。なぜ自分は教職に就こうとしているのかをよく考えて、教職課程の科目を履修してください。各地で行われる教員採用試験も難しく、そのための勉強に費やす労力も大変なものとなっています。

教育実習期間中に一般企業の採用試験が重なることも起こっています。教育実習は,全面的に実習校の好意に支えられて行われている制度です。就職活動のために教育実習を休むことは一切許されません。

教職に就こうと努力していく人は、多くの困難も乗り越えていけるものと思います。これからの教員には教科を教える能力は言うまでもなく、今まで以上に、生徒との人間としてのふれあいを通しての指導が求められています。幅広い能力を持った教員を目指して頑張ってください。


教職課程履修