進路・就職

薬剤師国家試験の合格者はその資格を生かした病院・薬局薬剤師の道が拓けます。そのほか、確かな医療知識が求められる製薬会社や薬事行政機関などで活躍することも可能。進学によってさらに高度な専門性を身につけることもできます。

卒業後のフィールド

病院薬剤師
入院患者に対する内服薬や外用薬、注射等の調剤などを通し、医療チームの一員として活躍します。薬剤師免許が必要。
 
MR(医療情報担当者)
製薬メーカーと医療現場との橋渡しをするのがMR。医療関係者に最新の医療品情報を提供します。
 
医薬品開発研究者
主に製薬会社に在籍し、難病に対する新薬や、既存薬より副作用の少ない薬の開発に取り組む研究者です。
 
公的研究所研究員
国民の健康に寄与することを目的に、医薬品衛生研究所など、公的な試験研究機関で研究員として専門分野の研究に従事します。
 
薬局薬剤師
主な業務は、地域医療への貢献です。処方せんの受付、調剤のほか、薬に関する相談にも応じます。薬剤師免許が必要。
 
CRC(治験コーディネーター)
薬剤師が力を発揮できる新しい専門職です。製薬メーカー、医師、患者の間に立って、治験(臨床試験)をサポートします。
 
公務員(薬事行政・保健所)
医薬品の許認可などを担当する薬事行政の職員、また環境衛生面を整える保険所の所員としての活躍が期待されます。
 
大学院進学
がん治療や感染制御などのより高度な専門性をもった薬剤師や、創薬領域の研究者をめざします。
 

薬剤師国家試験合格率

本学薬学部医療薬学科の新卒および既卒の150人が第108回薬剤師国家試験を受験し、112人が合格、合格率は74.67%でした。
なお、第107回薬剤師国家試験において、2016年度入学者のうち、6年間(2022年3月)で卒業・合格したストレート合格率は72.2%であり、集計された全国60大学中10位、近畿で2位(※)でした。
※ストレート合格率については、文部科学省「薬学部における修学状況(2022年度調査結果)」をもとに集計しました。

2023年3月卒業生 就職状況(2023.3.31現在)

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主な就職先・進学先(2019年度~2021年度)

【病院】大阪みなと中央病院/京都市立病院機構/奈良県立病院機構/神戸市民病院機構/大阪公立大学医学部附属病院/大阪大学医学部附属病院/関西医科大学付属病院/京都大学医学部附属病院/岡崎医療センター/長浜赤十字病院/和歌山医療センター/兵庫県立こども病院/明石医療センター/宇治徳洲会病院/大阪警察病院/京都桂病院/京都逓信病院/倉敷中央病院/シミズ病院グループ/武田病院グループ/淀川キリスト教病院/洛和会ヘルスケアシステム【保険薬局・ドラッグストア】アイングループ/I&H(株)/ウエルシア薬局(株)/(株)キリン堂/クオール(株)/(株)ココカラファインヘルスケア/(株)サンドラッグ/(株)スギ薬局/総合メディカル(株)/たんぽぽ薬局(株)/日本調剤(株)/(株)マツモトキヨシ/ゆう薬局グ ループ【製薬メーカー】エーザイ(株)/大塚製薬(株)/協和キリン(株)/武田薬品工業(株)/住友ファーマ(株)/東和薬品(株)【公務】国家公務員防衛省(薬剤師)/地方公務員(薬剤師)

医療薬学科