学びの特徴

特色あるプログラムやゼミの紹介

学びの奥行き 英語×教育
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英語×教育

留学で得た疑問や課題を、自身の研究テーマとして深める。

沖ゼミ : 幼児英語教育

沖ゼミのモットーは、学生参加型の授業。学生たちは積極的にディスカッションを行い、自分の意見を英語で表現する経験を積んでいきます。学生の体験を軸に卒業論文のテーマを決められる点も、沖ゼミの特徴です。学生たちは留学を通じて体感した海外の社会情勢や日本との差に、ゼミで学んだ知識を組み合わせて「日本における英語教育のイメージ」など、卒業論文の軸を見出します。アンケートや文献検討、インタビューなど、研究手法はさまざま。収集したデータを分析したり、英語で参考論文を読み解いたり。多くの壁を乗り越えて論文を完成させることで、学生たちは社会に羽ばたいた後も役立つ、課題解決能力を身につけていくのです。

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学びの奥行き 英語×日本文化
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英語×日本文化

日本の社会と文化を新たな視点で見る。

「日本研究入門」は、国際教養学科の1年次生を対象にJapanese Studiesという学問分野を紹介することを目的とした科目。自分の国の文化、歴史、社会問題を深く理解できなければ、本当の国際的視野を持つことはできない、という前提に基づいています。日本の社会と文化に焦点を当て、特に日本国内の文化の多様性に注意を払いながら、日本が経験してきた変化について学びます。この授業はすべて英語で行われるため、学生は英語圏の大学へ留学するために必要な語学力を身につけると同時に、日本の社会と文化を新たな視点で見ることができます。

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留学×キャリア

帰国後の就職活動を、留学前から考える。

国際教養学科の学生は2年次の秋学期から、3年次の春学期までの1年間を留学先の大学で過ごします。帰国後すぐに始まる就職活動をスムーズにスタートできるよう、学科ではキャリアデザイン科目を設置。「Global Career Design Ⅰ」では、英語ができる、ということだけでは武器にならないこと、語学力に加えて、留学先での全ての経験と、そこで得た広い視野が就活における強みになることを説明します。留学前からキャリアへのイメージを膨らませておくことによって、卒業後の未来を見据え、留学中も強みを磨き続ける姿勢を持つ。その意識づけを行うことが、この授業の目的です。

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学びの奥行き 英語×卒業論文
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英語×卒業論文

4年間、演習を継続することで問題意識を持って取り組む。

潟山健一 教授

国際的な視野を持ち、問題発見能力や論理的かつ説得力のある表現能力を身につけるために、演習科目に力を入れています。1年次の「国際教養演習Ⅰ・Ⅱ」では、文献の分析や調査手法、アカデミックな文章の書き方など、大学の研究に必要な基礎的なスキルを身につけます。留学前の2年次の「国際教養演習Ⅲ」では、各学生が研究テーマを定め、研究の実践を行います。留学先でもこの研究を継続するのが、この学科の特徴です。学生たちは留学先の友人にアンケートを取ったり、インタビューを行ったりと、海外というフィールドを生かして自身の研究内容を深めていきます。帰国後、留学報告会が終了したら演習は最終段階へ。留学先での体験や、新たに得た知見を生かして集大成として卒業論文を執筆します。

留学と実践的な英語学修で生きた英語を身につける。

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英語スキル科目

留学期間に関わらず、国際的な舞台でグローバル言語としての英語を使いこなすために必要な4技能に加え、アカデミック・スキルについて学びます。1クラス10名程度の少人数クラスで授業を行います。

PICK UP 科目 内 容
Integrated English 国際社会における英語での日常会話や質問の方法、自分の意見の伝え方などについて学び、留学先でも必要となるコミュニケーション能力を養います。
Introduction to IELTS I 1学期間と1年間の留学に必要なIELTSの受験対策を行います。
Simultaneous Interpretation/日英同時通訳入門 自らが直接英語でビジネスをし、また時には社内通訳を引き受けることも想定して、簡単なビジネス通訳ができることを目標とします。簡単なビジネス通訳ができれば、ビジネスパフォーマンスも上がります。

「国際教養入門科目」「国際教養応用科目」

原則として、1・2年次では「国際教養入門科目」を、3・4年次では「国際教養応用科目」を履修します。
「国際教養入門科目」では、専門分野に関する基礎を学び、授業は英語と日本語を併用して実施されます。そして、海外留学プログラムは、これらの科目で得た知識を世界各地のさまざまな文化的背景の中で活用する機会を提供しています。
「国際教養応用科目」では、多くの学生が留学を経験した後に履修することを想定し、そのほとんどは英語で授業が行われます。多様なテーマやより深く研究する科目を設置することにより、学生自身の興味・関心やキャリアデザインに合わせて科目を選択することができます。
選択科目を多く設置し留学しやすいカリキュラムになっています。

「グローバル社会」多角的な視点から国際社会の重要課題を探究

PICK UP 科目 内 容
Britain and Europe/イギリスとヨーロッパ 「イギリスはヨーロッパの国である」とは、一見当然に過ぎる命題のようですが、その可否について、私たち日本人がどのくらい自国を「アジアの国」と認識しているのかという問題とも重ね合わせながら検討していきます。
Tourism Studies/国際観光論 観光とホスピタリティについて紹介し、旅行・観光産業が地域社会や経済にとって重要であることを理解します。また、日本人アウトバウンド観光客の特徴や動向、日本におけるアウトバウンド観光の将来について議論します。この授業をとおして、重要な問題を把握するだけでなく、観光業界が直面する諸問題やポストコロナにおける新しい旅行トレンドに応用することで、観光の本質について理解します。

「グローバル文化」グローバルな視点から文化の変遷や異文化交流の重要性を理解

PICK UP 科目 内 容
Communication/異文化間コミュニケーション入門 グローバル社会において、異なる文化的背景を持つ人々がどのようにコミュニケーションをとっているのかを探究。多様な個人を理解し効果的なコミュニケーションについて学びます。
Bilingualism/バイリンガリズム論 バイリンガリズムとバイリンガル教育について学びます。特に、バイリンガルの子どもの育成と教育、バイリンガル(マルチリンガル、バイカルチュラル/マルチカルチュラル)のアイデンティティの問題に焦点を当てます。
Cultures of the Spanish Speaking World/スペイン語圏の文化 世界でも話者が多い言語のひとつであるスペイン語は、文化的に豊かで多様性に富んでいる言語です。この授業では、スペイン語を共通語とする地域の文化を紹介しながら、スペイン語の拡大に関連する社会現象(植民地主義、移民、民族性など)を概観します。

「国際日本」国際社会の一部としての日本を研究

PICK UP 科目 内 容
Japanese Film Studies/日本映画研究 映画を表現する上での重要な要素(映像編集、音響、照明など)の分析方法を学び、その知識を実践して、戦後から現代に至る最も重要な監督(小津安二郎、黒澤明、河瀨直美など)の作品についてディスカッションしながら解釈します。
Contemporary Japanese Society/現代の日本社会 現代の日本社会における重要な諸問題について取り上げます。社会現象を、その歴史的・文化的起源と結びつけることで、日本とその社会について客観的・国際的・学際的に理解することを目指します。

留学科目

「Overseas Study Preparation/留学事前指導」の授業で、渡航に際しての安全やその他の重要事項および手続きに関して学修を行い、留学に備えます。また、柔軟なプログラムの中から最適な留学形態、国、大学を選択できるように、説明会等をとおして情報提供を行います。
また、留学中も「Tutorial/実地研修個別指導」の科目をとおして、1学期間の留学または1年間の留学を選択する場合、担当教員の指導のもと、個別に留学の目標を出発までに設定し、帰国後にその達成度の報告を行います。1年間の留学を選択する場合は、留学期間中盤にも報告を行います。留学期間中の指導およびサポートは、本学担当教員が毎月のレポート提出を確認し、必要に応じてオンラインで面談を行う等、連絡を取る体制を整えています。

キャリアデザイン科目

留学の時期や期間によっては、帰国後すぐに就職活動がスタートします。就職活動がスムーズに始められるよう、学科独自のキャリアデザイン科目を設置しています。

PICK UP 科目 内 容
Global Career Design Ⅱ 自己分析や企業分析方法、エントリーシートの書き方といった実践的な内容に加え、内定者や卒業生による講義も実施、留学経験が就職活動にどう生かせたかなど、キャリアデザインに役立つ学びを得られます。

ゼミナール科目

日本語および英語の二言語での情報収集力、情報処理力、分析力および発信力を身に付けます。4年次のゼミナール科目では、授業や留学経験で得た専門知識をもとに卒業研究を行い、その成果として卒業論文を英語で作成します。

教育方針

国際教養学科のディプロマポリシー・カリキュラムポリシー・アドミッションポリシーについては下記リンクをクリックして確認してください。

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