京都の文化、芸術、科学等に関心のある方々に、さらに一歩踏み込んだ京都の大学の魅力をお伝えする「京都アカデミアウィーク」を、昨年度にひきつづき「会場参加」と「オンライン参加」の２つの方法でご用意しております。例年1,000名近くの申込がある同セミナー。京都の大学ならではの、知的で刺激いっぱいのセミナーを各大学が連携して実施します。

各定員：会場参加50名、オンライン参加250名/対象：一般
（「オンライン参加」の場合は、無料ビデオ通話サービス「Zoom」を使用して実施します。）

本学からは、10月25日（水）14時30分より「酒呑童子の物語―京都発の絵物語のゆくえ」と題して、宮腰　直人　准教授（表象文化学部日本語日本文学科）が講演いたします。
長い歴史をもつ京都は、伝説や説話の宝庫です。そのなかで最も著名な物語に源頼光による鬼神退治の物語、『酒呑童子』があります。京都発の絵物語は、現在では日本国内のみならず、海外の美術館や図書館にも所蔵され、世界の人びとに共有される文化遺産になっています。近世を生きた人びとにとって、この物語のどこが魅力だったのでしょうか。今回は主に絵巻や絵本の読解を通じて、鬼や神々に込められた人びとの思いを読み解きます。

多数のお申込みお待ちしております。