<特別講義>福井県の管理栄養士として活躍中の卒業生、森川渚氏による特別講義

2026/07/30

2026年6月24日、食物栄養科学科管理栄養士専攻の特別講義を開催し、管理栄養士専攻の2年次・3年次生を中心に、約160名の学生および教職員が参加しました。

今回は、本学を卒業後、福井県の行政栄養士として福井県民の健康づくりに取り組まれている森川先生をお招きして、「栄養から福井県民の健康づくりを支える~これまでのキャリアを生かした行政栄養士としての存在意義~」と題して講義を行っていただきました。

本講演では、「行政栄養士」が市民や県民の健康づくりだけでなく、医療や福祉、教育など幅広い役割を担っていることを、具体例を交えて分かりやすく伝えていただきました。「健康づくり」という規模の大きな長期的プロジェクトは、直ぐに成果が見えるものではありませんが、それを進めるための手法や必要な知識、様々な職種の方の協力を得るための考え方を伝えて下さいました。福井県の県立病院や厚生労働省への出向などの多様な経験を通して、広い視点を持ちながら、多くの人との関わり、たくさんの人の健康に貢献されている様子をお話いただききました。

また、管理栄養士としての専門知識を磨くことはもちろん、一緒に働く様々な立場の方の考えを理解するために幅広い分野の情報を学ぼうとする姿勢など、森川先生が常に自己研鑽を大切にされている様子がとても印象的でした。そんな森川先生だからこそ、管理栄養士という資格を得ることがゴールではなく、現場に出てからも学び続ける姿勢の大切さ、「何を実現したいのか」を明確にして失敗を恐れずに挑戦する大切さ、栄養の知識を持つだけでなく、多職種や企業、地域住民と協力をするためのコミュニケーション力の大切さ、そういったことが学生の心に自然と伝わっていたようです。この講義を通して感じたこと、学んだことを、学生たちそれぞれの今後に生かしてくれることを期待しています。

また、後輩のためにこのような貴重なお時間をいただきました森川渚先生の今後の益々のご活躍をお祈り致します。