食物科学専攻3年次科目「食品開発プロジェクト」の成果発表会を開催

2024/02/06

食物栄養科学科食物科学専攻3年次科目である「食品開発プロジェクト」の成果発表会を2024年1月31日(火)、楽真館ラーニングコモンズ イベントエリアで開催しました。

本プロジェクト科目では、2020年8月に本学と京都市が締結した「『食』を通じた地域活性化と人材育成に関する包括連携協定」の一環として、主に京都の食品関連企業3社と連携し、学生たちが食品の生産から加工・流通までを学び、新商品の開発に取り組んできました。今年度が3年目の取り組みとなります。

当日は、今年度ご協力いただいた企業様や京都市・京都府関係機関の方々、本科目での取り組みにご注目頂いている複数の食品系企業様にご出席いただき、活発な質疑応答や講評をいただきました。

学生たちは、3つのチームに分かれてこの1年間取り組んできた成果である、学生ならではの発想で開発した新商品や、販売促進方法についての実証実験の成果等を報告しました。各チーム、具体的な新商品の開発や新たな販売プロモーション活動で効果を実証した結果の報告など、それぞれのチームがメンバー全員一丸となって取り組んだ成果について、プレゼンテーションを行いました。

 

今年度取り組んだ各課題は以下の通りです。

≪パートナー企業≫
 ①丸大食品株式会社チーム
  テーマ:女子大生が食べたいハンバーグ-コラボ商品の開発

 ②株式会社ローヤルチーム
  テーマ:バナナのマーケティング活動と商品開発

 ③株式会社デルタチーム
  テーマ:SDGsと京都らしさを軸にしたディップ・シリーズの開発

 

今年度取り組んだ学生達からも「目標を立て、それに向かって計画的に活動するのは大変だったけど、仲間と協力し合って一つのものを作り上げた達成感を感じた」や「一つのことを達成するためには、自分一人の力だけでは無く、多くの人達とのかかわりがとても大切なのだということを認識した」など、この科目を経験して良かったという多くの感想が寄せられました。

成果発表会には2年次生も多数参加者し、先輩たちの発表を興味深く聞いていましたが、最後に来年度受講する2年次生達に向けて、3年次生から熱いエールが送られていました。

240205_nutritionist_report_01.jpg

丸大食品チームが開発した
柚子胡椒味のチキンハンバーグ

240205_nutritionist_report_02.jpg

ローヤルチームがブランディングした
同女美人バナナ:「あおば」と「いろは」

240205_nutritionist_report_03.jpg

デルタチームが開発したした
ディップシリーズ