食物科学専攻3年次科目「食品開発プロジェクト」の成果発表会を開催

2026/02/16

食物栄養科学科食物科学専攻3年次科目である「食品開発プロジェクト」の成果発表会を2026年2月3日(火)、楽真館R401教室で開催しました。

本プロジェクト科目は、学校法人同志社と京都府との連携・協力に関する包括協定、および本学と京都市が締結した「食」を通じた地域活性化と人材育成に関する包括連携協定の一環として実施しているもので、主に京都の食品関連企業5社と連携し、学生が食品の生産から加工、流通までを体系的に学びながら新商品の開発に取り組んでいます。今年度で5年目を迎える取り組みです。

成果発表会当日は、ご協力いただいた企業の皆様ならびに京都府・京都市の関係者の方々をお招きし、各グループの学生がこれまでの取り組みの成果を発表しました。発表後には、活発な質疑応答が行われ、企業の方々から専門的な視点による講評をいただきました。

学生たちは5つのチームに分かれ、この1年間の成果として、学生ならではの発想を生かした新商品や、その販売促進方法などについて報告しました。

また今年度からは、成果発表会の企画・運営を学生主体で行い、会場設営、受付、展示、司会進行まで、すべてを学生自らの手で担当しました。初めての試みではありましたが、学生同士が協力し合い、円滑な進行のもと、発表会は成功裏に終了しました。

 

今年度取り組んだ各課題は以下の通りです。

パートナー企業

①  株式会社デルタインターナショナルチーム

テーマ:"ご縁"のパワーで価値を創出!ナッツと京のご縁を生かしたドレッシングの開発

「京都らしさ」「素材の力」「贈りたくなる上質感」をテーマに、京都の農産物とナッツの魅力を引き出す2種類のドレッシングを開発しました。

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インターナショナルチームが開発したドレッシング
セゾンファクトリー大丸京都店やフレスコ等で販売中

②  株式会社京果食品チーム

テーマ:ホテルの朝食ビュッフェ用完調品の開発 人手不足解決に向けて

温めるだけで美味しい冷凍野菜を使用した完全調理品をホテルの朝食ビュッフェ用に2種類、開発しました。

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京果食品チームが開発した完全調理品
梅小路ポテル京都の朝食バイキングで提供

③  亀屋𠮷長株式会社チーム

テーマ:米麹ピューレを使用した健康志向の和菓子の開発

伝統の和菓子「桃山」を、甘酒のやさしい風味で心も体もほっとするティラミス風の焼き菓子に仕立てた新商品を開発しました。

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亀屋吉長チームが開発した米麹ピューレを使用した健康志向の和菓子
亀屋吉長本店で限定販売中

④ 城陽酒造株式会社チーム

テーマ:梅酒残渣の再利用と青谷梅林の魅力発信に向けて

城陽酒造の米麹と梅酒残渣を使った食べる麹(発酵調味料)を開発中。学園祭にて青谷梅林のPRも行いました。

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城陽酒造チームが考案した米麹と梅酒残渣を使った食べる麹(発酵調味料)
「京都青谷梅工房」で商品化を検討中

⑤共栄製茶株式会社チーム

テーマ:若い世代が飲んでみたい緑茶ティーバッグ商品の開発

甘党向けの「抹茶入りはちみつ煎茶」とすっきりとした「シナモン入りアップルほうじ茶」を開発し、SNS 投稿用の動画作成や POP作成・販促活動を行いました。

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共栄製茶チームが開発した「抹茶入りはちみつ煎茶」と「シナモン入りアップルほうじ茶」
TEA SQUARE MORIHAN、森半阪急うめだ本店等で販売中

今年度取り組んだ学生達からも「新商品の立案では、市場調査の重要性、ターゲットとコンセプトを明確にし、お客様の視点に立って考案することが必要であると学んだ」や「1年間の活動を通して、考える、実行する、修正する、といった繰り返しがいかに重要であるかを実感した」、「卒業後の自分の将来像をイメージできた」など、この科目を経験して良かったという多くの感想が寄せられました。

成果発表会には2年次生も多数参加者し、先輩たちの発表を興味深く聞いていました。

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