2020年度 食物科学専攻特別セミナー 『食品企業における研究開発の最前線と商品開発を学ぶ』第1回

2020/10/14

2020年10月 7日、純正館S013教室で食物科学専攻特別セミナー第1回が開催され、89名の学生と9名の教職員が参加しました。

今回は、キッコーマン食品株式会社商品開発本部加工食品開発部長の早瀬弥恵子氏をお迎えし、「『おいしい記憶』のための商品開発」というタイトルで講演して頂きました。早瀬さんが実際に担当された「うちのごはん」シリーズを例に商品開発の具体的な流れがわかりやすく説明され、学生が普段見聞きすることがない食品企業での仕事内容を知る貴重な機会であったと思います。多くのクイズや景品、お土産もあり、学生たちも大いに楽しめたようです。

参加した学生からは「商品開発の流れが丁寧に説明され、よくわかった」「食品企業で働く夢を持って入学した自分にとって、大変良い機会だった」「一つの商品が世に出るまでにこれだけ多くの人(部署)が関わり、長いプロセスがあることを知って驚いた」「企業での仕事を身近に感じ、大学での勉強を頑張って行こうと思った」「早瀬さんの『学生時代に培われる、目に見えない学力が社会に出てから大切になる』という言葉がとても心に響いた」といったコメントが多数寄せられ、意義深いセミナーであったことがうかがわれました。

第2回は11月4日に同教室で開催されます。パナソニック株式会社の松山真衣氏をお迎えし、「美味しい『冷凍』や調理時の時短・省手間を実現した家庭用冷蔵庫の開発」という題でご講演頂く予定です。学生諸姉の皆さんが引き続き本セミナーへ高い関心を持ち、多数参加されることを願っています。

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