EVE（大学祭）

同志社創立記念日（11/29）を前に、今出川キャンパスにて行われる本学最大の祭典がEVE（イヴ＝大学祭）です。創立記念礼拝に始まり、キャンドルライトサービスで終わる期間中は、実行委員会による大型企画（トークショーなど）や、クラブ・有志による展示、発表、ワークショップ、模擬店などが多数開催されます。企画・運営は学生の実行委員が中心になって行います。

2024年度は
「個性の解放～私、私を推します」

をテーマに開催いたします。みなさまのご来場をお待ちしています。

149th EVE　概要

開催日程

日程：2024年11月22日（金）、23日（土）、24日（日）

時間：10:00〜17:00（予定）

※11/22（金）は創立記念礼拝のみ実施予定

来場について

安全管理の都合上、入場規制を行う場合があります。

場所

同志社女子大学今出川キャンパス

ご挨拶

小﨑学長

～149thEVEによせて～

学長　小﨑眞

記録的な猛暑の残暑が過ぎ去り、一気に秋が到来しました。古の都は紅葉の季節を迎え、全国からの来訪者に加え、インバンドの方も激増し、コロナ禍前以上の活気に満ち溢れています。一方、歴史と伝統の中で育まれた史跡・遺跡に流れる秋風に落ち着きと寛ぎをも与えられています。季節の移り変わりに心を躍らせながら、「149thEVE」開催の時を迎えようとしています。

今秋、「全同志社合唱祭」が、「同志社EVE」の原点（全同志社大音楽会）を想起し、150周年記念イベントとして実現しました。本学としての「同志社EVE」開催は1950年代に遡ることができます。当初より、学生の自主性が尊重され、EVE実行委員会を中心に学生会と大学の協働関係により、計画・運営されてきました。本年度もEVE実行委員長をはじめ実行委員の皆さんの主体的な関わりに心から感謝いたします。コロナ禍での学校生活を強いられてきた本学学生一人ひとりが、「個性の解放〜私、私を推します〜」とのテーマのもと自分自身の開花へ挑戦し、「個性豊かな学生の才能を解放させ、最高、そして最強なEVEにしていこう」と他者を鼓舞し、共に歩み出そうとする姿勢に誇りと励ましを与えられます。

創立者新島襄は第一回卒業式で、“Go, go, go in peace. Be strong! Mysterious Hand guide you!”と卒業生の前途を祝福しました（『同志社百年史』）。“Go in peace. Be strong!”と能動的に進み行くこと（私を推す）と同時に“Mysterious Hand guide you!”と受動的姿勢（個性の感受や他者への解放）を明示し、その関わりの只中に創出する宝を確信していたのかもしれません。

同志社150周年の前夜の「149thEVE」という非日常の場にあって、一人ひとりが自分自身を「推し」、内在する声に呼び出され、他者の生命へと応答し得る（互いに「推し」合っていこうとする）存在として変容されることを願っています。

様々な活動を通し、参加者の一人ひとりに新たな自己理解と他者理解が創出することを願って止みません。「149thEVE」開催、誠に、おめでとうございます。

同志社女子大学　学生会　会長
現代社会学部　社会システム学科　4年
前島　実空

皆様、こんにちは。

私は同志社女子大学学生会会長を務めさせていただいております、前島実空と申します。今年も「149thEVE」を無事に開催できること大変嬉しく思います。

「149th EVE」開催にあたり、準備や責任感は非常に膨大で大変であったと思います。EVE実行委員会の皆様、大学職員の皆様をはじめ、多大なるご尽力をいただきましたすべての皆様に心より御礼申し上げます。

今年度のEVEのテーマは「個性の解放～私、私を推します～」となっております。新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行し約1年半が経過した現在、制限されていたものが徐々になくなりコロナ禍前とはまたちがう生活様式や文化ができるなど、新たな一歩を踏み出しています。自分が特に好きな存在を「推し」として様々な形で応援する「推し活」も新たな一歩として、推す対象を自分以外の存在ではなく、自分へ向けることで閉じ込めていた自分の個性の扉を解き放ち未だ出会えていない新たな「私」に出会い自分をさらに応援し好きになるになってほしいというメッセージが強く込められていると考えます。

近年、SNSの発達等により他人の情報を受け取りやすくなり、他人と比較しやすく、自分の個性を打ち消しやすくなりました。「推し活」の魅力は、今まで自分が気づかなかった推しの新たな魅力や好きなところが推し活を通してどんどん増えていくことにあることにあると思います。「149th EVE」をきっかけに、自分の個性を否認するのではなく、応援の対象を自分へ向け個性を解放することにより自分の個性を認めて伸ばしてほしいと思います。

最後になりましたが、「149th EVE」の開催に感謝し、皆様の輝かしい未来とご健康を心よりお祈り申し上げます。

149thEVE実行委員会委員長
小路　むつみ

皆様、こんにちは。149thEVE実行委員会委員長の小路むつみと申します。今年も年に一度の伝統ある同志社女子大学149th EVEが無事開催できますことを、心より感謝いたします。

今年のテーマは「個性の解放〜私、私を推します〜」です。1人1人の個性が大切にされているこの時代、同志社女子大学に通う個性豊かな学生の才能を解放させ、最高、そして最強なEVEにしていこうという思いをこのテーマに込めました。このテーマは、今流行りの“推し活”をヒントに、推す対象を自分自身に向けるというものです。自分を否定ばかりするのではなく、好きになり信じることができる人間になれるよう、今回のEVEが皆様にそのようなきっかけを提供できたらと思っています。

来場される皆様と私たち実行委員全員が思い切り楽しむためにはどうすれば良いかを、実行委員内でたくさん話し合い、様々なユニークな企画を練ってまいりました。
例年人気企画である、縁日やメイク講座に加えてタレントのトークショー・吉本お笑いライブの開催が決定しております。
そして、今年度からの新企画もご用意しております！本学学生が使わなくなった服や小物、本などを集めて販売するフリーマーケット「lucky market」を開催いたします。さらに、すぎるよ展と題しまして、同女大生がすぎるよ展〜同志社女子大学の学生の頭の中を大公開〜」も開催いたします。どちらの企画も本学在学生の力を借りた企画として新たに挑戦します。

実行委員のほとんどが高校生時代に新型コロナウィルス禍の影響により、学校行事が中止になったり、縮小されたりしたため、「憧れの青春」いわゆる”アオハル”を味わず、その心残りを抱えたまま今回の大学生活を始めました。そのため、今回のEVEでは、当時の心残りや悔しい気持ちをすべてぶつけ、精一杯取り組んできました。私自身も「自分が今までしたことないこと」を経験するために今回実行委員長をすることを決めました。企画立ち上げから準備までたくさんの方のお力を借りて取り組んできたこのEVEが実行委員、来場される皆様、同志社女子大学に関係するたくさんの皆様の記憶に残る楽しい大学祭になれば嬉しいです。

最後になりますが、149thEVE開催に向けてご尽力くださったEVE実行委員の皆様、また支えてくださった学生支援課をはじめとする職員の皆様、EVEにかかわるすべての方々に心より感謝申し上げます。
いよいよ、EVE開催まで残りわずかとなってまいりました。EVEは、皆様が来場されてはじめて完成されます。2026年の同志社女子大学創立150周年に向けて、EVEは今年度からギアをあげて盛り上げます！多くの方々のご来場を心よりお待ちしております。