小学校のSDGsの学びを大学生がサポート:ロボットとつくる未来②

2022/10/14

2025年の大阪万博の開催地でもある大阪市此花区で、社会システム学科の学生が此花区・ソフトバンク株式会社と連携して、小学生のSDGsの学びをサポートしています。写真は、プロジェクト演習(希望の多世代共創)の履修生と小学5年の児童とが行った、校区の環境問題に気づくフィールドワークの様子です。当日のテーマは「ゴミを使った面白写真をとろう!」です。ゴミ拾いしながら、見つけたゴミと自分達の体を使って創造力をはたらかせます。児童が興味を持って自ら学ぶ環境を設計するために、学生たちは大学で学んだ学習心理学の理論を応用して試行錯誤しています。この過程を通して、徐々にリーダーシップや考える力を育むのが演習のねらいです。

当日は、フィールドワークで気づいたことを発表する児童を学生たちが支援しました。小学校の先生方からは「いつもは人前で話すのが苦手な子が、今日はすすんで発表できていた」という感想や、此花区長からは「これをきっかけに環境問題に関心を持つ人が増えるのでは」といった期待感も寄せられました。

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