日時：2021年12月12日（日）11:00~15:00
 

社会システム学科の教職課程では、実際に教鞭をとっておられる方をお招きし、「中学校の現状」「高校の現状」と題して、現在の教育現場について、お話しいただいています。

本年度は、本学科の卒業生で教鞭をとっておられる先生2名をお招きし、講話いただきました。高校については、四天王寺高等学校・中学校の杉本啓子先生に現在の進学校における状況、生徒との接し方についてお話を伺いました。進学校ならではの指導上の工夫、生徒の接し方、高校社会科という地歴・公民の高領域の内容とどう向き合うべきか、これから教育実習に臨む学生にとっても示唆に富む内容でした。

つづいて、東大阪市立の中学校の三輪柊果先生に中学校の実態についてお話しいただきました。教科の内容のみならず、部活動に取り組む姿勢や、その活動を通した生徒の成長についても言及いただき、教員としての心構えについても学ぶところの多いお話しでした。学生さんたちにとっても年齢が近く、身近な存在のお二人が立派に教員として活躍されている姿を間近で目にすることで、教職についての理解がさらに深まる機会となりました。