JPM次世代チャレンジコンテストで金子雄太ゼミの学生が複数部門で入賞

2026/03/12

社会システム学科 金子 雄太ゼミの学生が、一般社団法人日本プロモーショナル・マーケティング協会(JPM)主催のJPM次世代チャレンジコンテスト2025クリエイティブ部門において最優秀賞と優秀賞、マーケティング部門において特別協賛社賞を受賞しました。本コンテストは、プロモーション・ビジネスの次世代を担う若手人材が集い、知恵とアイデアを共有しながら学び合う機会となっています。「クリエイティブ部門」「マーケティング部門」の2部門で構成されています。

クリエイティブ部門では特別協賛社から提示される課題に対し、売り場で思わず手に取りたくなる仕掛けや、わくわくする買い物体験を生み出す企画・作品を広く募集し、優れた提案を表彰します。今回受賞したカテゴリーは「ポップアップストア」で、特別協賛社(江崎グリコ株式会社)から出題された課題商品のポップアップストアを企画・デザインしました。

課題商品:江崎グリコ株式会社 ZEPPIN<甘口><中辛><辛口>  ※高付加価値型カレールウ

最優秀賞受賞作品は、移動販売形式のカレー売り場を提案するもので、ボックスに入るだけでAIが体調を分析し、その日の自分にぴったりのカレーを提案してくれるサービスです。移動可能な仕様により、多様な場所でコミュニケーションを促進することが期待され、カレーという食の価値を広げた点が高く評価されました。優秀賞受賞作品は、カレー作りに欠かせない野菜である「タマネギ」に着目し、「野菜を摂る」という観点からカレーを捉え直した提案です。インパクトのあるタマネギ型の外装と、野菜をイメージした木目調の内装が完成度の高いデザインとして評価されました。

マーケティング部門では学術界と実務界が産学共創のもとに、近未来のマーケティングにおいて共有すべきテーマを提案します。今回は次世代のマーケティング展開やプロモーション産業の活性化にチャレンジするテーマ(自由課題)で提案を行いました。提案したCHARGE’N CHAT(チャージン・チャット)は、現代人のデジタル依存という社会課題に着目し、より広い視野でビジネスの可能性を提示した点が評価されました。

今後も金子雄太ゼミは、「新しいプロモーション・売り場のあり方」を探究し続けていきます

受賞作品の紹介

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クリエイティブ部門ポップアップストア 最優秀賞:『ZEPPINマイカルテ』

(赤田 陽香さん 山本 美空さん 松井 美優さん 北浦 桃華さん)

平日の昼間に1人でいる主婦は、昼ごはんを調理するときに「作るのが面倒」「栄養が偏る」と感じる人が多い。実際お昼をパンやおにぎりで済ませ、体が重く感じる経験をした人も少なくない。そんな日常の中でも“食べながら自分を整える時間”があったら良いと思い、この企画を考えた。提案するのはボックスに入るだけでAIが体調を分析し、その日の自分にぴったりなカレーを提案してくれるサービスである。カレーという親しみやすい料理を通して、孤食の時間を「自分と向き合うきっかけ」に変えることができる。また、そのおいしさや健康体験を家族や友人と共有することで食を通じたつながりや会話が生まれ、日常に小さな楽しみが増える。毎日の食事がただのルーティンではなく“心と体のメンテナンス”になるような新しい食の形を目指している。さらに、人とのコミュニケーションが生まれることでカレールウの販売促進にも繋がる。

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クリエイティブ部門ポップアップストア 優秀賞:『あなたをタマネギらいます』

(四良丸 紗羽さん 久城 雅さん 義間 美幸さん)

カレーの食材にはタマネギ、にんじん、じゃがいもといった定番野菜だけでなく、ナスやトマトなど季節の野菜も挙げられます。近年、ライフスタイルの変化から手料理をする機会が減り野菜の消費量が下がっているように感じました。そのような現状は健康状態の低下だけでなく農業の衰退にも繋がると考え、この問題をカレーを通じて解決したいと思い、カレーには欠かせない野菜をテーマにしたポップアップストアを提案します。そして、ビタミンたっぷりな野菜とカレーを摂取することで体を癒して欲しいという“労い”の想いとカレーに使用される代表的な野菜である“タマネギ”を掛け合わせて“あなたをタマネギらいます”をコンセプトとして建物をタマネギの形に設定しました。また、メインターゲット層である50〜60代のお客様に寄り添えるよう専門のスタッフが対面で接客するスタイルにこだわりました。

マーケティング部門学生の部 特別協賛社賞:『CHARGE’N CHAT(チャージン・チャット)』

(林 和香さん)

本企画は「充電できるゲームカフェ」です。きっかけは、友人と遊んでいた際にスマホの充電が少なく、自然と携帯を置いて会話や手遊びを楽しんだ経験です。その何気ない時間から、スマホを手放すことで生まれる新しいコミュニケーションの可能性を感じました。マイナビニュースの調査によると、「スマホの充電が切れて困ったことがある」と答えた人は8割以上にのぼり(マイナビニュース「“スマホ充電切れ”に関する困ったエピソード」2023年)、充電切れは多くの人が日常的に抱える課題であることが分かります。そこで本カフェでは、充電の“困りごと”を逆手に取った仕組みを導入します。夜に気軽に立ち寄れる店の少なさや、モバイルバッテリーの貸し借り・返却の手間といった不便さに着目し、「スマホを置いて、充電しながら遊べる場所」を提供します。店舗はワンドリンク制+時間制で、①手遊び・会話、ボード・カードゲームルーム、②協力型テレビゲームルームの2種類の個室を設置。全テーブルに置き型充電器を配置し、スマホを置かないと充電できない仕組みにすることで、自然と携帯から手を離し、会話やゲームに集中できる空間をつくります。また、1人来店者同士が交流できるスペースも設け、誰でも気軽に楽しめる新しい体験型カフェを目指します。(企画提案書はリンク先を参照)

 

コンテストの結果はこちら

https://jpm-inc.jp/news/show/2025-12-15-5641/
https://jpm-inc.jp/news/pm-society/2025-12-17-5634/

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