社会システム学科生が全国学生保険学ゼミナール大会でMNP賞を受賞

2023/12/19

2023年12月2日(土)・3日(日)に福岡大学で開催された全国学生保険学ゼミナール大会(Risk and Insurance Seminar: RIS)において、現代社会学部社会システム学科大倉真人ゼミ3年次生が行った研究発表「夫婦で一緒に育児できたらめっちゃええやん。」がMNP(Most Notable Presentation)賞に選ばれました。NMP賞は、大会において最も印象に残った研究発表に対して贈られる賞であり、大会に参加した実務家の投票によって決定される賞となっています。

今回受賞した研究発表は、「ワンオペ育児」解消を目的とした時短勤務や育児休業を申請することに対する心理的負担ともいうべき「取りにくさ」に着目したものであり、その解決を目的とした「同僚へのお金配布制度」の導入を提案したものです。また、この制度を有効・有益なものとするための仕組みとしての(1)「あなたのこと教えて帳」を用いたプロフィール交換を通じての良好な人間関係の構築、(2)「お試し課長制度」によって上司1人に社員1人がつくことで上司の仕事を間近で体感・体験することでの仕事内容の共有の実施についての提案を行ったものです。

RISは、2004年に始まった「『リスク』をめぐる様々な問題について、全国規模のインターカレッジによって学際的な研究交流を行う『場』」であり、今大会が20回目となります。今回の大会では、全国の12大学14ゼミが参加する中で25本の研究報告が行われ、学生・教員・実務家合計で229名が参加しました。

なおRISの詳細については、ウエブサイト(https://sites.google.com/site/riskseminar/)をご参照ください。

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