現代社会学部公開講座 第37期 町家講座~京町家で学ぶ歴史と文化~ 第2回『フラメンコが繋ぐ日本とスペイン』を開催
日時:2026年7月11日(土)
本学卒業生で現在プロのフラメンコダンサーとして活躍する溝畑直子さんが今回の講師。2007年に英国ウェールズ留学中にフラメンコとの出会いがあって以来、スペインの芸術学院等で研鑽を積まれました。
11世紀から15世紀に北インド地方からスペインに渡ったロマ族(ジプシー)の音楽とスペイン民謡が混ざり合って、フラメンコの原型ができたと言われています。18世紀末頃にはスペイン南部地方でロマ族が夜の祝祭に奏でた音楽がカンテ(歌)の原型となり、カフェカンテと呼ばれる劇場の設立によってプロの歌手や踊り手が活躍し、フラメンコの形式が確立されました。フラメンコの曲の基本の拍子は時計と同じ12拍子を1コンパスとし、そこにつけるアクセントの場所によって曲の形式が作られます。
本講座ではフラメンコについての講義に続いて、歌手やギタリストの演奏とともにTientos (ティエント)とGuajira(グァヒーラ)の2曲の踊りが披露されました。京町家が会場となり、様々な制約はありましたが、格子の向こうに回る水車が背景に見え、フラメンコの拍子を刻むコンパスが想起されました。参加者の方も手拍子や振り付けを教えてもらい、楽しく和やかな雰囲気の中、踊り手・歌手・ギタリストの方々の息の合った熱演に会場は大いに盛り上がり、「フラメンコが繋ぐ日本とスペイン」を満喫するひと時となりました。

