プロジェクト演習(岡山県庁と連携した県北地域における関係人口創出・移住定住促進プログラム)第3回現地調査を実施
日程:2025年11月28日(金)~30日(日)
科目:プロジェクト演習Ⅰ(岡山)
担当:天野 太郎 教授
社会システム学科では、2025年度より岡山県庁と連携して,地域社会における課題解決型の授業をスタートさせています。今年度は岡山県北部の魅力を発信し,関係人口の創出から移住定住へ向けた実践的なプログラムとして,バスツアーの企画実施を含めた実践的な授業を行なっています。
今回はその第3回目の現地調査として,岡山県庁と津山市役所並びに周辺の奈義町・勝央町と連携した形で,地域課題の現状把握と周辺地域ならびに市内中心部における移住のあり方,地域資源の確認について調査を行いました。行政の方々からさまざまな観点から津山市とその周辺地域における人口動態や受け入れ体制についてご教示をいただきながら、地域に移住し,住まうという意味や,多様な生活環境の変化について意見交換を行うとともに,若い世代の女性という共通の価値観を通した課題についても検討を行いました。
また,市内外の住環境の現状について現状確認を行うとともに,バスツアー全体の実施内容の確認作業、並びに地域の観光資源,インフラの現状についても現地を実際に歩き,聞き取り調査を含めた地域理解とツアーに向けた準備作業を進めました。26年1月〜2月には、実際にバスツアーを開催するとともに、岡山県知事と地域課題を含めた意見交換会を行う予定です。
さらに、学生が企画・デザインしたバスツアーのチラシも完成し、岡山県による広報活動も始まっています。

