平安京造営・東の基準としての糺の森・河合神社周辺のフィールドワークを実施
日時:2026年9月30日(水)
授業:京都・大阪・奈良フィールドワーク
担当:天野 太郎 教授
今回の京都・大阪・奈良フィールドワークでは、本学今出川キャンパス周辺の歴史と地理を理解する上で重要な相国寺、花の御所跡、そして河合神社周辺のフィールドワークを行いました。まず、五山の一つとしての相国寺について、かつての境内地と現在との対比や、天明の大火による影響、そしてかつて存在した七重塔跡について実地に学ぶと共に、法堂、開山堂の見学を通した禅宗伽藍のあり方について学びました。
また、応仁・文明乱時の東陣・西陣の配置、その東陣の遺構跡の様子などについて、「洛中洛外図屏風屏風」、「都名所図会」などの史料の記載を通して学びつつ、中近世の京都の都市構造の特徴について実地学習を行いました。
そして、市街地に隣接する天然記念物である糺の森について訪問し、とりわけ鴨河合神社の成立や立地が、平安京造営とどのように関連していたのか、さらには糺の森の植生や自然環境の特性についても学ぶ機会となりました。本学今出川キャンパスの徒歩圏内に、京都の歴史や地理、文化を学ぶ資源が豊富に存在することを改めて再確認することができました。

