茶摘み体験を通した地域資源のあり方に関するフィールドワークを実施

2026/05/14

日時:2026年5月2日(土)・9日(土)
授業:応用演習Ⅰ
担当:社会システム学科 天野 太郎 教授


京都府では、相楽東部といわれる和束町・笠置町・南山城村を中心とした、京都府南部の地域活性化に取り組んでいます。その一環として、昨年度からこの地域の観光資源のあり方や交流・関係人口の可能性などについてフィールドワークを行い、地域連携型の学習プログラムを進めています。

今回は、宇治茶の主生産地である和束町・南山城村を対象として、茶摘み体験と茶の生産・流通・観光資源化についてフィールドワークを実施しました。近年の国際的な抹茶ブームによって、碾茶(てんちゃ)の生産地に対してもかつてない注目が集まっており、欧米系を中心としたインバウンド観光客も多くみられる地域になってきています。また、茶生産の美しい景観は、「日本で最も美しい村」連合の一つにも宇治茶の最大生産地である和束町が加盟しており、さらに山城12市町村にまたがる28の史跡などが「日本茶800年歴史散歩」~京都・山城~構成資産として平成27年に認定されました。
相楽東部未来づくりセンター、ならびに和束町、南山城村ご協力を得て、二町村の茶畑で学生が茶摘み体験を実施しました。初めての茶摘み体験でしたが、繊細な茶摘みの仕方の違いによる生産茶の違いや、被覆栽培(覆下栽培)という方法で作られる抹茶をはじめとする高級茶の生産のあり方について体験することができました。

さらに和束町では、馬場町長の解説と案内をいただき、茶の乾燥や流通、観光資源化に向けた取り組みについても、実地で学ぶ機会となりました。今後とも、京都府や関係町村と連携しながら、京都府南部の相楽東部地域における地域連携学習を進めていく予定です。

260514_social_report_tyatumi_1.jpg
260514_social_report_tyatumi_2.jpg
260514_social_report_tyatumi_3.jpg
260514_social_report_tyatumi_4.jpg