神戸でのフィールドワークを実施(金 明柱ゼミ)
日時:2025年11月30日(日)
授業:応用演習Ⅱ(京都学・観光学コース)
参加学生:20名
3年次ゼミでは、「神戸の国際性と観光」をテーマに1ヶ月間の学習を行った後、神戸市内でフィールドワークを実施しました。
まず神戸モスクを見学し、関係者の方からイスラム教の基礎知識や、日本に暮らすムスリムの方々の生活についてお話を伺いました。これにより、多文化共生のあり方について理解を深める機会となりました。
続いて訪れた海外移住と文化の交流センターでは、かつて神戸に「国立移民収容所」が置かれていた歴史について学びました。ブラジルへ向かった移住者にとって、この場所が「日本を思い出す最後の故郷」であったことなど、移住にまつわる多くの興味深い歴史に触れることができました。
その後は北野異人館や南京町を巡り、夜には南京町で中華料理を食べながら一日の振り返りを行いました。
今回のフィールドワークを通して、神戸の観光資源として魅力的な「異国情緒」は、クローバルな人びとの移動の歴史や、多様な宗教・文化、生活空間が重層的に積み重なって形成されていることを学びました。



