「未来の売り場」を提案するコンペティションにて、金子雄太ゼミ生の作品が金賞受賞

社会システム学科金子雄太ゼミの学生が、一般社団法人 日本プロモーショナル・マーケティング協会主催の第2回JPMヤングクリエイティブ・アワードに参加し、売り場デザイン部門で金賞を受賞しました。このコンペティションは、25歳以下の社会人や大学等の学生を対象としたもので、リアル店舗での買い物が楽しくなり、思わず商品を手に取りたくなるような売り場のデザインや仕掛け等のアイデアを公募し表彰するものです。
今回金賞を受賞した作品は「種」をコンセプトにした売り場デザインで、VRなどのテクノロジーを活用し、花が育つ過程を体験的に楽しめる仕組みになっています。「花の種×VRデジタル」という意外性のある組み合わせが、新たな価値を生み出している点が評価されました。
協賛社から提示された課題商品に関するデザイン提案を行うディスプレイ部門でも、金子ゼミ生の提案一作品が審査員セレクト作品として選出されました。BARのような大人の雰囲気が漂う空間で、カレーが味わえる売り場をデザインし、評価されました。今後も金子雄太ゼミは、「新しい売り場のあり方」を探究し続けていきます。
受賞作品の紹介
金賞:『Secret Floriography』(田邊 琴乃さん、木村 心万さん、木瀬 那津海さん)
現代の花離れを解消するために、花の種を販売する体験型の売り場を考えました。購入者は、花言葉のみが記された封筒から種を選び、それを育てる過程で、何の花かを知るサプライズ体験を楽しめます。また、売り場にはVR体験スペースを設け、花言葉に基づくシチュエーションを疑似体験できるようになっています。これにより、花を贈る場面を具体的にイメージしやすくし、購入後のミスマッチを防ぐとともに、記憶に残る体験を提供します。



審査員セレクト作品:『ottimo』(片岡 あずささん、小野田 愛さん、福田 真優さん)
大人向けの本格的なカレーを、高級感あふれるBARのような雰囲気で楽しめる売り場をデザインしました。「ottimo」とはイタリア語で「絶品」を意味する店名で、休日の食事を楽しみにする夫婦や、レシピに悩む50代の主婦層をターゲットに、カレーのアレンジレシピを提供するお店を提案します。
