京都府八幡市で、京都府地域政策室と連携した観光動態に関する現地調査を実施

2024/10/16

日時:2024年9月26日(木)
授業名:応用演習Ⅱ
参加学生:15名
担当:天野太郎 教授

 

2024年から、京都府地域政策室とお茶の京都DMO、京都府八幡市と連携して、八幡市に関する観光客の行動に関する課題や改善策について学生の視点から検討・提案を行うプログラムを行なっています。今年度2回目の活動は現地調査として、八幡市の観光資源に関する調査を行いました。

まず前回調査の石清水八幡宮から一定の距離がある、2カ所の観光資源に関する調査を行いました。松花堂昭乗記念庭園では、松花堂昭乗が京都で行った作庭に関する学びを行った後に、八幡市でこの記念庭園がある地理的・文化的な意義について現地で聞き取り調査を行うとともに、観光資源の活用方法について考察を行いました。
そこから東高野街道の歴史的景観の保全について、実態を調査しつつ市役所へ。飲食業の分布を調査しつつ、もう一つの重要な観光資源である流れ橋へ。日本最長の木造橋である流れ橋は、時代劇などでもしばしば撮影地となる場所ですが、その景観とともに、近隣の茶畑や木津川堤防上のサイクリングロードの観光への活用について調査を行いました。

こうした観光資源を有機的につなぐ方策について、またよりよい観光と地域社会の関係性を構築するために、これからも継続的に調査を続けていきます。

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