日下菜穂子教授が「ワンダフル・キューブ」(思考補助具)で特許を取得されました!

2016/06/29

日下先生

京都産学公連携機構の事業の一環として、現代社会学部社会システム学科の日下教授が生涯にわたるライフ・デザイニング学習の教材を開発し、この度特許を取得されました。

キャリア・デザインと一言で言っても、なかなか一人で描くのは難しいですが、この「ワンダフル・キューブ」という多重構造の6面体を使えば、抽象的な概念をわかりやすく、ひとつの形で示すことが出来ます。日下先生が行っている「生きがい創造プロジェクト」で使用していたツールを、学生の原案をもとに幾度も試作を繰り返し、創りあげました。

自分自身の大切にしたい価値、強み、などを自己分析するとともに、他者からの評価も収集し、これからの自分の人生のデザインをひとつのキューブにまとめます。

自分のキャリアを可視化し、実行し、修正していくことで、より目標に近づくことができ、客観的に人生を見つめる中で喜びや感謝も生まれます。またその実行と修正の過程が人を成長させていきます。

「ワンダフル・キューブ」は、学科キャリア科目である「自分を輝かせるキャリア・デザイン」や他大学大学院の授業での学生・院生の使用、「生きがい創造教室」で高齢者の方々への使用から始まり、小学校にもこれからの導入が検討されています。

 

【詳細はこちら】
http://dwc-gensha.jp/HP_kusaka/program_08.html