講演会

2011/04/07

現代社会の諸問題を研究する社会システム学科では、実社会で活躍されている方を講師に招き、講演会やシンポジウムを開催しています。

2009年度実績 2008年度実績

2011年度実績

6月28日(火) 現代社会学部講演会「地球のステージ(震災復興編)」公演

■場所:京田辺キャンパス 新島記念講堂

同志社女子大学現代社会学部では、社会システム学会との共催イベント「震災復興に向けて同女からエールを送ろう」の取り組みの一環として、東日本大震災における被災者の心のケアに取り組んでいる宮城県名取市の医師で、紛争地や災害の現場での国際医療協力活動に携わっているNPO法人「地球のステージ」代表の桑山紀彦氏をお呼びして公演会を開きました。
「地球のステージ」は、代表の桑山氏が海外での体験や国際協力の活動について、現地で撮影したビデオや写真を投影しながら、自ら作曲した歌唱とギター演奏と語りで構成するメディアミックス型の公演です。ステージは、同志社女子大学(京田辺キャンパス)新島記念講堂で、6月28日に行われました。参加者は外部一般も方も含めて約200名でした。
内容は、ジャワ島震災、パレスチナ紛争、ヒロシマ原爆、東日本震災の4つから構成され、特に今回は自らが被災した者として、被災者の医療やこどもの心のケアを担いながらの「語り」であり、外部者と内部者の複合した視点が印象的でした。
公演後、桑山氏を囲む会では、準備や進行をになった、社会システム学会の「国際こども研究会DEC」の学生たちが事前学習をふまえた質問をして意義ある交流ができました。

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地球のステージ

地球のステージのブログの記事(6/29掲載分)

6月22日(水) 同志社女子大学社会システム学会第10回総会・記念公演

■場所:京田辺キャンパス 新島記念講堂

6月22日(水)新島記念講堂において、社会システム学会の第10回総会が開催され、終了後に、記念公演が行われました。今回の記念公演は現代社会学部との共催イベント~震災復興に向けて同女からエールを送ろう!!~のPARTⅠとして、―今、私たちができること―をテーマに、第一部の討論会では、東日本大震災復興について語り合おう!と藤原孝章先生、才藤千津子先生、石上敬子先生をコメンテイターに、国際こども研究会・法律研究会・観光ホスピタリティ研究会・ライフ研究会・国際問題研究会の5つの研究会が参加し、様々な視点から震災について語り合い意見交換がされました。第二部のチャリティーコンサートでは、クラシックバレエ部のクラシックバレエの披露に始まり、楽器づくりの会「エーデル」によるバンドーラ演奏、三宅先生ゼミ3年生クラスによる歌、軽音部によるバンド演奏、そして最後に上田先生ゼミ1・3年生クラスとこどもバンドによる踊りと歌のパフォーマンスで会場を沸かせました。また、最後に学生会による100円募金が行われました。その義援金で防犯ブザーを購入しメーッセジを添えて被災地にお届けする予定です。

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2010年度実績

現代社会学部開設10周年記念シンポジウム~女性として!社会人として!~』

■日程:2010年11月6日(土)

■講演者:橘木 俊詔(同志社大学 特別客員教授)

■パネルディスカッション

パネリスト:現代社会学部第1期卒業生5名(八木沼 侑子・黒田 渚・奥藤 七恵・佐藤 美帆・田中 恵里子)

■内容:

現代社会学部が開設10周年を向かえたことを記念して、11月6日(土)、~女性として!社会人として!~をテーマにシンポジウムを頌啓館ホールにて開催いたしました。
まず、同志社大学経済学部教授・京都大学名誉教授の橘木俊詔先生をお招きし、著書の『女女格差』の内容にふれながら女性をめぐる現代社会の諸相についてご講演いただきました。その後、第1期卒業生の八木沼侑子さん、黒田渚さん、奥藤七恵さん、佐藤美帆さん、田中恵里子さんの5人にパネリストとして参加していただき、河野健男先生と三宅えり子先生をコーディネーターにパネルディスカッションが行われました。今回の~女性として!社会人として!~というテーマに沿って、卒業後の進路について、現在の仕事や職場環境について、ライフスタイルについて、貴重なお話をいろいろ聞くことができました。当日は約200名の来場者があり、皆さん熱心に話に耳を傾けていました。
そして、会場を友和館4階のカフェテリアへ移動し、ティーパーティーが開催されました。そこでも、橘木先生や卒業生のパネリストの方々を取り囲み、ケーキを食べながら皆さん個々に質問したり写真を撮ったりと交流を深めながら、一層盛り上がりました。

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『青年海外協力隊員が見たアフリカ・ナミビアの現況~国際教育協力の意義と展望~』

■日程:2010年6月18日(金)

■講師:森田 悟史氏(藤井寺支援学校 非常勤職員)

■内容:

発展途上国の中でも高中所得国と分類される一方で、世界トップクラスの経済格差のあるナミビア。そのナミビアの北部にある町の学校で、中高生に数学を教えてきた活動内容を紹介。ナミビアが独立し、現地の人にも数学教育が始まってようやく20年がたつ中、素朴な人々は幸せそうに暮らしているように見えますが、社会問題も多く存在します。そういった人々に、どのように国際教育協力を実施したら良いのか、その意義と今後の展望を考えました。

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