防災教育のあり方に関する実践的学習

2024/02/05

日時:2024年1月30日(火)
授業:教職実践演習
担当:天野太郎 教授

 

社会システム学科では、高校地歴・公民科並びに中学校社会科の教員免許が取得可能となります。
地理や社会科の教育の中では、近年防災関連の学習が重要視されてきており、教科書の中でも相当の領域を占めるとともに、大学共通テストでも4分の1以上を占める(地理A)分野となっていて、教職課程を考える上でも大きな存在です。

そうした観点も踏まえ、また本年初めに発生した令和6年能登半島地震でも大きくクローズアップされた防災教育についての理解を深めるために、阪神淡路大震災の被災地域となった神戸市と、人と防災未来センターに訪問しました。

かつての震災で大きな被害を受けた地域のフィールドワークを行うとともに、その教訓を今に伝える教育センターであり研究機関でもある人と防災未来センターにて、防災学習のあり方を学びました。阪神淡路のみならず、東日本大震災の際の教訓を踏まえた被災状況の状況を知るとともに、地震や津波、またそれに関連する火災などの危険性や、避難の具体的な方法について、体験型の学習を行いました。

学生一人一人の中にも、どのような行動が命を守るために大切なのか、自分のみならず大切な家族、生徒たちを守ることができるのか、理解を深めることができました。

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