北海道富良野の農業の役割を考えるーラベンダー収穫体験
2023年6月8日(木)
プロジェクト演習Ⅰ(富良野)
担当 天野太郎 教授
ラベンダーは近年ではポピュラーな鑑賞植物、香りを愉しみ植物として知られていますが、かつてはフランスからもたらされ香水の原料として栽培・輸出される工業用の農作物であり、主として北海道で栽培されていました。それが今日のような観光資源化し、北海道を表象する存在となった契機は、富良野地域でのラベンダー栽培でした。そうした歴史的背景について学びつつ、京田辺キャンパスにて栽培されている富良野産ラベンダーの収穫体験を実施しました。ラベンダーをはじめとする農作物の植生の特徴や、土壌の重要性も学びつつ、本場北海道よりも一足早いラベンダーの香りを楽しむことができました。