「近江八幡フィールドワーク~キリスト教と地域コミュニティーの形成~」を実施しました!

2022/12/06

日時:2022年11月29日(火)
授業:応用演習Ⅱ
担当:山下智子
 

「宗教的観点から考える現代社会・ライフデザイン」をテーマとしたゼミで、近江八幡のフィールドワークを行いました。

近江八幡は近江商人の町として知られますが、1879年以降、新島襄ら同志社関係者の近江伝道によりプロテスタントキリスト教が伝えられ、その後1905年にW.M.ヴォーリズが来幡すると、キリスト教に基づき伝道、教育、医療、建築など幅広い活躍をしました。ヴォーリズは同志社カレッジソングの作詞者でもあります。

今回は「ヴォーリズ記念館」館長・藪秀実さんや、ヴォーリズ建築のH.F.パーミリー(同志社女学校二人目の女性宣教師)旧邸をヴォーリズカフェ&アートラボ「十人十家」としてよみがえらせた建築デザイナーの田中涼さんにお話しを伺うなど、キリスト教がどのように地域に受容され、コミュニティーの形成に積極的役割を果たしてきたかについて理解を深めました。また「ラコリーナ近江八幡」では、ヴォーリズの影響が食文化にまで及ぶことを学びました。

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