西陣の歴史的・地理的成立過程と繊維産業の観光資源化に関するフィールドワークを実施しました

2022/11/04

日時:2022年11月2日(水)
授業:京都・奈良・大阪フィールドワーク 
担当:天野太郎
 

京都市の中心部・平安時代の大内裏に相当する地域は、平安期以降も信長・秀吉による二条城や聚楽第城下町の中枢として機能してきました。また同時に、今日では西陣地区の歴史的な街並が残る地域でもあります。

こうした京都市中心部分の史跡を巡りながら、室町幕府所在地であった同志社大学今出川キャンパス周辺から、歴史的中心地の連続性・非連続性を実感するとともに、相国寺の果たした歴史的・地理的な意義について古地図を通して学びました。さらに、応仁の乱時の山名宗全側の陣地を中心に展開した繊維産業と京都とのつながりを考察し、西陣織体験を通して現在の京都における繊維産業について学ぶことができました。

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