北海道・富良野のまちづくりを学ぶ現地フィールドワークを実施しました

2022/09/28

プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ 
担当:天野太郎  
参加学生:学生16名

日時:2022年9月13日〜19日

 

社会システム学科では、2005年から17年間にわたって継続的に北海道・富良野地域において観光を軸とした先進的なまちづくりや地域連携を通した社会のあり方を学ぶ授業を実施してきました。コロナ禍の中この2年間はリモート実施を余儀なくされてきましたが、今年度は参加学生の健康管理や現地での感染対策を徹底した上で、現地フィールドワークを実施しました。

このプログラムでは、観光の視点を軸としながらも、北海道の富良野地域がどのように形成されてきたのか、その歴史や地理的特性を多様な視点から実践的に学ぶとともに、まちづくりを学ぶ上でも重要なNPOの役割や、行政と地域社会のあり方、自然災害への対応策、農業と第三次産業との関わり、さらには高齢者や若者たちを交えた多世代型の交流の仕組みなど、非常に幅広い学びを行うことを通して地域課題の解決や交流を実践することを目的としています。

今年度の前半のプログラムでは、この地域の多様性を学ぶための自然環境や、「北の国から」「ゴールデンカムイ」など様々なドラマや映画などのコンテンツを通したツーリズムの先駆的な事例を学びました。また、地元の政治家の方を交えた地域政策のあり方や、特徴的な農業の取り組みを実践するとともに、農作物を二次・三次産業化していく「六次産業化」の事例として、日本でも数少ない公営ワイナリーの現地学習など、地域の先駆的な取り組みについて実践的に学びました。こうした学びを通して、地域の課題やその解決策について考え、発信する準備を進めていきました。

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