後白河法皇法住寺殿跡と京菓子文化をあるくフィールドワーク

2021/12/23

日時:2021年12月22日(水)
「京都・大阪・奈良フィールドワーク」 担当:天野太郎

京都・東山七条周辺地区は、平安時代末期に後白河法皇によって造営された法住寺殿をはじめとした院政の舞台としてだけではなく、その後の豊臣時代の方広寺造営のように中近世の重要な舞台となった地域です。

こうした地域を実地で考えていく上で、歴史的町並みの保存・修景の現状と課題について、現地調査・見学を通して理解するとともに、中心寺院である方広寺・蓮華王院・新熊野神社を拝観することを通して、京都の古代・中世においてこの地域の果たしてきた役割と意義にについて理解を深めることを目的として現地学習を行いました。方広寺大仏殿跡や石垣の雄大さに秀吉の足跡を感じるとともに、蓮華王院の耐震性についても学ぶことができました。

さらに、京都の重要な産業の一つである京菓子体験をおこなうことで、歴史的遺産の実地学習だけではなく、現在における観光産業のあり方、インバウンド観光が減少している中での持続可能な観光のかたちについても考察を行うことができました。

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(撮影時のみ、マスクを外しています)

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