〜大学生の声をラジオで発信 北海道富良野における地域連携型学習〜リモートを活用した新しい交流のかたち 大学生の声をラジオで発信

2021/09/28

プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ(富良野地域のまちづくり)担当:天野太郎

2021年9月18日(土)14時〜16時

 

今年度の同志社女子大学現代社会学部社会システム学科のプロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ(富良野地域のまちづくり)は、京都府並びに対象地域である北海道に緊急事態宣言が発令されていたため、新たにリモートに計画を変更し実施しました。

そのプログラムの一環として、ラジオ富良野において特別番組「美しい富良野の私〜2021」と題して特別番組の収録を行いました。

富良野地域には大学がなく、多くの若者は札幌・東京をはじめ大都市に進学や就職される方々が多く、若年層の人口が比較的少ない特徴があります。これは地方都市や過疎地域全般に見られる特徴です。そうした意味で富良野の人たち〜特に若い人々に向けて、大学生の考えていることや若い女性の視点から見た富良野のイメージ、そしてコロナ禍の中でどのような悩みを抱えながら過ごしているのか、その想いを伝えることを目的としてラジオ収録に臨みました。

大学生たちは現地訪問はできなかったことから、指導教員のみがスタジオに赴き、学生とはWebexでリモート接続してその声を収録することにしました。音声の収録などが安定しているのか、スタジオにはWi-Fi環境がなく、通信環境は大丈夫なのか、初めての試みのため不安な部分もありましたが、無事に学生さんたちの声を伝えることができました。パーソナリティーの方は同志社大学で学ばれた経験がある方のため、京都と富良野を結び話を紡ぐ上でも大きな力となって頂きました。

近年は、リモートでの授業や会議など、さまざまな取り組みがなされていますが、リモートで20名の学生をラジオ収録で結ぶことができるということ自体に、新しい交流の形を改めて感じることができました。

 

2021年9月18日(土)14時〜16時 ラジオ富良野(北海道富良野市)参加学生19名

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