北海道富良野における地域連携型学習〜リモートを活用した新しい交流のかたち〜 学習の成果をリモートで発信

プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ (富良野地域のまちづくり)担当:天野太郎
2021年9月18日(土)10時〜12時
今年度の同志社女子大学現代社会学部社会システム学科のプロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ(富良野地域のまちづくり)、京都府並びに対象地域である北海道に緊急事態宣言が発令されていたため、新たにリモートに計画を変更し実施しました。そして9月18日には、Webexを活用してリモートで同志社女子大学の学生と、北海道富良野地域の方とを結び、新しい地域連携型学習プログラムを行ないました。
富良野地域で、多世代型の地域活性化プログラムである「ふらの・みらいラボ」の活動「土・ひと・アート」に、本学の学生たちが参画する機会を得て、市内中心部にある富良野市文化会館にて現地の方々との活動成果とともに、学生の学習成果を併せて展示させていただき、その展示解説をリモートで実施するとともに意見交換と交流会を実施しました。リモート接続については指導教員が現地に訪問し、学生や地域の方々はそれぞれのご自宅で画面を通して繋がりを持っていただけるように設定し、さまざまな協力を得ながら撮影と配信を行いました。
学生たちは近畿地方各地の土を使ったアート作品を展示し、その展示作品を通して地域特性やその背景となる歴史的・地理的条件についてプレゼンを行うとともに、現地で製造され地域ブランドとなっている「富良野ワイン」のラベルデザインの提案を行うなど、政策提言を交えた学習成果の発信・交流をリモートで行ないました。
さまざまな意見交換を行う中で、リモートでの地域連携の新しいかたちを創出しうる可能性を提示するとともに、顔と顔をあわせて直接交流することの意義を再確認することができ、地域連携の重要性について語り合うことのできる場となりました。
2021年9月18日(土)10時〜12時 富良野市文化会館(北海道富良野市)―近畿地方の学生 参加者:40名(うち学生19名)