社会システム学科「専門基礎演習」特別講義  「母子生活支援施設の支援の取り組み」

2021/07/21

7月1日に、社会福祉法人みおつくし福祉会の山添友美氏をお招きし、同法人の母子生活支援施設の状況やひとり親(母子)家庭への支援の取り組み、特にDV(ドメスティックバイオレンス)や虐待の被害に遭われた親子への生活支援・相談支援について講義をいただきました。

参加した学生たちからは「被害に遭われた方の自立支援の難しさが理解できました」、「女性(母親)だけでなく子どもを含めたケアを考えることの大切さがわかった」などの反響がありました。

この授業では、学生自身の学習や今回のような現場の専門家からの講義や助言をうけながら、自治体におけるDV相談支援や女性が暴力の被害に遭わないための予防・啓発活動を企画し実施するための研究活動を行っています。

このように社会システム学科の授業では、日頃から専門的に女性と向き合う方々を定期的にお招きしたり、訪問したりして大学での学びと実社会をつなげていくプログラムを実施しています。