2021年3月10日（水）
担当教員：天野太郎（社会システム学科）

新型コロナウイルスの影響で京都への修学旅行が中止されている中、北海道の立命館慶尚中学校が例年実施している京都への修学旅行の代替プログラムとして、ZOOMなどを活用したリモート修学旅行を実施し、そのプログラムの一環として同志社女子大学で京都観光に関する講義が行われました。今出川キャンパスの歴史・文化あふれる場所からZOOM発信を行い、京都の古地図を紹介しながら観光の現状・課題や、これからの地域交流のあり方について授業を行いました。約180名の中学生とリモート中継をしながら、PCの画面越しではなく、一日も早いコロナ禍の収束と、以前のような活発な地域間交流が再開されることを願いながらプログラムが行われました。また、修学旅行はその地域の文化を肌で感じることに大きな意義がありますが、こうしたICTを活用したリモートプログラムは、地域間を相互に結び、新しい可能性があることを再確認することができました。