第20回英語英文学科卒業研究発表会を行いました

2023/01/24

【会場】今出川キャンパス楽真館
【テーマ】「みんなでかっ飛ばせ!卒業ホームラン!」

2023年1月21日(土)、英語英文学科4年次生による卒業研究発表会を、2年ぶりに対面形式で実施しました。

英語英文学科では4年間の学びとして、英語をツールに、英米の「文学」「文化」「言語」「コミュニケーション」の4領域からのアプローチにより異文化理解を深めます。1~3年次に英語スキル科目における訓練により英語運用能力を向上させるとともに、3・4年次に履修する「Junior Seminar」「Senior Seminar」(ゼミ)では12ゼミに分かれ、各自の興味関心に応じて研究テーマを設定し、担当教員の指導によりデータ収集や調査・分析、考察までを各自が行い、卒業研究に取り組んできました。卒業研究発表会はその研究成果を発表する場で、4年次生全員が参加。今年度は研究会開催20周年にあたり、24名の実行委員が記念ポスターを作成するなど企画制作に携わりました。

発表会ではゼミごとに12会場に分かれ、ポスターの掲示やゼミ生の論文を配置するなどの工夫が凝らされており、15分の個人発表や30分のグループ発表が行われました。中でも「Text and Performance」をテーマとするゼミは、英語劇“Lady Windermere’s Fan”『ウィンダミア卿夫人の扇』を上演しました。このゼミでは、2年間かけて発声やパフォーマンススキルの向上、イギリスの社会と文化に対する理解、戯作文学における人物描写、筋立て、テーマなどの分析能力を養ってきました。

参加した1~3年次生は4年次生の発表を熱心に聞き、積極的に質疑応答にも加わりました。発表した4年次生からは、「達成感があって良かった」「みんなが今までした研究の成果を最大限に発揮できた」「発表する場を持つことで、人前に立つことの慣れに繋がった」などの振り返りのコメントが寄せられました。

 

今井由美子英語英文学科主任のコメント

“A little progress each day adds up to big results.” 

コツコツと積み重ねた努力が「カタチ」となって現れる卒業研究は、まさしくこの通りだと思います。4年次生はこの卒業研究を通して、自分と向き合い、葛藤し、試行錯誤する中で確実に成長し、最後までやり遂げた達成感から自信を得ます。この自信こそ、社会へ飛び立つためのお守りです。いい卒業発表会となりました。4年次生のみなさん、ありがとう。

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