教員一覧

情報文化専攻 教員紹介

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影山 貴彦 カゲヤマ タカヒコ 教授 放送局勤務を経て、大学・大学院の教員となった経験を踏まえ、学生のみなさんにおかれましては、学術的なメディアへのアプローチと現場に即したメディアの知識を融合的に習得することを意識して頂きたいと考えています。「メディアは陸続き」と折に触れて述べています。将来的にメディアの学術的研究を深めることを目指すのか、企業などで活躍することに主眼を置くのか、いずれにしても放送・エンターテインメントを核とする私の講義を通し、みなさんが実りある成果を上げられるよう、ささやかなアシストをしてゆきたいと考えています。
川田 隆雄 カワタ タカオ 教授 日本また世界でグローバル化が叫ばれ、激しい国際競争の時代にあって、我々の社会は0から新しい創造をうみだすプロデュース行為に注目しています。この大学院の授業では、プロデュース行為の社会的意味や職業的機能について多様な視点から分析していきます。我々の社会がプレモダン、モダンを経てポストモダンと言われる時代に推移する中で、プロデュースという創造的活動がどのように位置づけられるのか思想的また社会学的な視点からも考察します。
関口 英里 セキグチ エリ 教授 メディアを広義の文化的メッセージの媒介物と捉えた時、我々を取り巻く時空間のすべての事物がメディアであり、研究対象となりうる可能性を持ちます。さらに、メディアはさまざまな時代や文化、人々の価値観を映す鏡である、とも言えます。そうした多様性を持つメディアを研究するためには、学問の垣根を超えて、物事を捉える視点や分析の方法論、また理論をアクティブに実践していく行動力といった総合的な力が求められます。本専攻のプログラムにおいてメディアを多角的に学び、諸課題の発見とその解明を可能にする、高度な研究力を養ってほしいと考えます。
髙木 毬子 タカギ マリコ 教授 グラフィックデザインは生活の隅々に行き渡っており、誰もがグラフィックに囲まれ日々を送っています。一方で、(グラフィック)デザインリテラシーを学び研究する機会はデザイン教育に限られています。社会、歴史、環境や文化の領域から研究テーマを選び、グラフィックデザイン学との関連付けや、表現方法としての情報の視覚化について、クリティカルな視点を養いながら研究、制作を行います。
和氣 早苗 ワケ サナエ 教授 インタフェースデザインおよびサウンドデザインを専門にしています。現在私たちを取り巻く物理環境とインターネット環境、その双方には膨大な情報があふれています。これらの情報をどのように私たちは操作していくのか、あるいはこれらの情報をどう表示していくのか、論理的手法とアート的手法の双方から、人間と情報の接点である「インタフェース」のデザインを考えます。自由で創造的な発想と、客観性のある論理的な検討の両方のアプローチがとれるようになることを目指します。
有賀 妙子 アリガ タエコ 特任教授 表現文化分野に属する研究室では、メディアコンテンツがどう人の認知や理解に働きかけるかの考察を踏まえて、情報教育やエンターテインメント領域の開発研究を進めます。例えば、ゲームやプログラミング教育教材を制作し、ユーザテストや教育実践を行い、その効果を探るといった研究が対象となります。
森 公一 モリ コウイチ 特任教授 メディアの創造的活用を前提とし、オリジナリティーの高い作品(メディアアート、現代美術、映画、ゲームなど)を生むことを目標としています。自分自身と向き合い、社会や歴史と向き合いながら、表現すべきテーマや内容を探るとともに、表現にふさわしいメディアとその形式を模索し、実制作を経て作品の発表を行います。こうしたプロセス全体においてリサーチ、実験制作、プレゼンテーション、ディスカッションなどを繰り返し行うことによって、論理的思考や創造的思考、批判的思考を深め、社会に一定の影響力を持つ作品を作り上げます。
中村 信博 ナカムラ ノブヒロ 特任教授 メディア文化史における聖書解釈とその象徴性についての研究をつづけています。聖書はしばしば拘束的コードの集合体として理解されて来ました。しかし、絵画、文学、音楽、建築などにおいては創造的営為の源泉でもありつづけたのです。聖書をめぐって形成されてきた大胆な文化的・社会的メカニズムを解明することは、芸術的営為のみならず哲学、思想、倫理面においても混迷する現代的世界像一新への手がかりとなることでしょう。

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