学長メッセージ

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「ふれあい」を通して、学生の可能性を最大化し、
自分らしい『改良』を探究できる心と知性を育む。

女性の育成と社会活躍を支えてきた歴史を生かし、教育活動を更なる高みに押し上げたい。本学ではそんな確固たる想いで、創立150周年に向けた将来構想「Vision150」を策定しました。「21世紀社会を女性の視点で『改良』できる人物の育成」を掲げ、2017年度に始動した「Vision150」は今年度より第二期を迎えます。より一層の発展をめざして、29の事業を推進予定です。

『改良』とは固定化された価値観のなかで「是」とされる状態をめざすことではありません。『改良』とは、一人ひとりの既存の価値観が打ち砕かれ、新たな可能性を拡張し続けていくことだと、私は考えています。それぞれに与えられた多様な力を育み、自由に、しなやかに生きてほしい。そんな想いから、本学では「ふれあいのある教育」を大切にしています。コロナ禍であっても9割以上の授業を対面で行うこと。勉学だけでなく、学生の生活や将来に向けた夢にまで寄り添う制度を設けること。このように大学と学生が「ふれあい」続けることは、学びや成長の“触発”につながり、学生の可能性を広げるきっかけになると考えています。受験生のみなさん。ぜひ一度、オープンキャンパスに訪れてみてください。本学で学び、活躍する在学生がみなさんをお迎えします。在学生と「ふれあう」ことは、きっとあなたの学びたい気持ちを呼び起こすはずです。私たちはその気持ちを受けとめ、あなたが社会に起こす『改良』を、全力で応援していきます。

 

同志社女子大学
 学長 小﨑 眞

建学の精神