宗教部にようこそ!これから、同志社女子大学宗教部の活動について、簡単に紹介させていただきます。 「宗教部って何?聞いたこともない!」と、思われた方も多いでしょう。「ひょっとして、あやしい団体?」などと身構えてしまった方もおられるかもしれません。でも心配無用です。同志杜女子大学が一番大切にしているものがあります。135年におよぶ同志社の歴史のなかで、創設期から現在に至るまで、先輩たちが同志社になくてはならないものとして代々語り継いで来た理念です。これが同志社の「建学の精神」を形づくっています。具体的には、キリスト教主義、国際主義、リベラル・アーツの三つの精神をさします。この三つを束ねる理念がキリスト教主義の人格教育・良心教育です。
宗教部は学生部や教務部とともに、皆さんの学生生活に直接関わる様々なプログラムや企画を用意して、同志社女子大学の建学の精神を具現化するために日々励んでいます。同志社女子大学はいわゆるミッション・スクールではありません。ですから宗教部も、キリスト教の伝道を目的とする宣教機関ではありません。必修の科目として1年次に置かれている「聖書」や「キリスト教・同志社関係科目」のカリキュラム内容との整合性を図りながら、毎日のチャペル(礼拝)を始めその他の様々な活動を通して、世界観や歴史観、人間理解のあり方などについて、皆さんが正しく偏見のない洞察を得、時代を生きる指標や価値観を確立するため適切な資料や情報を提供することを目指しています。私たちは非常に複雑な社会に生きています。価値観は混迷し、確実なものが全くないように思える現代は、とても生きにくい時代だと言ってもよいかもしれません。その中で私たちはより良く生きるための道を探っているのです。借り物の知識に頼るのではなく、試行錯誤を繰り返しながら、悩みながら、徹底的に自分で考えて答えを見出してほしいと思います。そのお手伝いを宗教部がさせていただければ幸いです。
大学で過ごす4年間を、自分をじっくり見つめ、自分とは何かを知り、多くの人たちと出会い、様々な経験を重ね、その中で他者への理解も深め、更に自分自身をも変化させ、成長させてゆく、充実した自己変革の時期にしてください。宗教部の活動は多種多様です。また、それらの活動の多くは学生諸姉がそれぞれ自らの関心で、主体的・自主的に関わってくださることを前提に計画され、組まれています。知的関心を高めあう学問の世界だけでなく、人生の意味や出会いについて、愛について、奉仕について、その他学生生活のなかで遭遇するであろう様々な問題やテーマについて、相互に話題を提供し合い、学年や学科の違いを超えて語り合う機会がふんだんに提供されています。リベラル・アーツを標榜する同志社女子大学ならではの、特別な企画が目白押しです。どうぞ、気軽に宗教部をのぞいてみてください。ひょっとしたら、あなたの人生のなかで決定的なものとなる何かしらの出会いや発見があるかもしれません。
宗教部長 中村信博
