~日本語日本文学科の専攻領域~
こんにちは、日本語日本文学科2年次生のわかちんです。
梅のつぼみも膨らみはじめ、春の訪れを感じる頃となりました。
さて、今回は私が所属している日本語日本文学科の専攻領域についてお話ししたいと思います。
まず、専攻領域って何?と思う方もいるかもしれないので、簡単に専攻領域についてご説明します。
日本語日本文学科の専攻領域について
日本語日本文学科の専攻領域は、近現代文学専攻、古典文学専攻、日本語学専攻、日本語教育専攻、日本文化専攻の5つがあります。これは入学時から決まっている訳ではなく、2年次生から分かれるものです。ですので、入学したての1年次生の間は自分がどの専攻に進みたいかを考える準備期間となっています。
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例えば、1年次生の専攻関連科目として、「入門科目」があります。近現代文学入門や、古典文学入門等を指し、その専攻に関する内容を中心に学習します。ちなみに、私は現在日本文化を専攻していますが1年次生の時から元々日本文化に興味があったので「日本文化入門」を履修していました。勿論、他の入門科目も同時に履修することが出来ます。私の場合は、近現代文学入門と古典文学入門、そして日本文化入門の3つを履修していました。日本文化入門の授業は、大きく分けて絵巻と映画について勉強します。私は漫画やアニメにも興味があるので、絵巻や映画から派生して、それらについて専門的に学習できるのも日本文化専攻の魅力だと思います。
また、1年次生の秋学期にその専攻領域を第1希望から第5希望まで選ぶ、いわゆる進路希望調査があるのですが、各専攻領域はそれぞれ30名ずつと定員が決まっています。もし、定員オーバーとなってしまったら、希望する専攻領域の入門科目を履修していた人が優先的に選出されます。よって、1年次生の時から予め自分は何を専門的に学びたいかを考えて、希望する専攻領域の入門科目を履修しておくことが大切です。
加えて、定員オーバーとなった時の選考時、入門科目履修の有無に限らず、春学期分の授業のGPA(成績)も選考資料に含まれるので、春学期の講義を疎かにしないことも重要です。ちなみに、近年では近現代文学専攻と私が所属している日本文化専攻が1.2を争うほど人気で定員オーバーしている年があります。
これまで説明した通り、日本語日本文学科では2年次生から5つの専攻領域に分かれて、その道のプロフェッショナルとなるべく先生方が丁寧に教え、サポートしてくださいます。ゼミでもこの専攻領域を元に研究するので、皆さんが興味のある分野をじっくりと吟味して大学での学びを楽しんでください!