プレスリリース「【3月15日(金)〜20日(水・祝)】同志社女子大学教員らによる体験展示「呼吸する庭-breathing garden-」を開催」を配信

この展示会は、人と植物の新しい関係を模索する試みであり、人の呼吸と植物の光合成を接続する二つの体験型作品、《ensemble columns》《ensemble particles》によって構成しています。
メディアアートの分野で協働する森公一教授と真下武久氏が取り組む制作作品で、本学学芸学部音楽学科や看護学部看護学科の教員らの協力により、完成したものです。
ensemble columns
複数の柱を空間に配置したインスタレーション作品。人の呼吸に合わせて明滅する照明、植物と共にCO2センサーを入れたガラスドーム、CO2濃度の変化に応じてサウンドを再生する装置などを組み込んでいます。
ensemble particles
人の呼吸と植物の光合成によるCO2濃度の変化を、主として粒子状のCG(パーティクル・システム)を用いた視覚的表現へと変換させるインスタレーション作品。
《breathing garden》では、鑑賞者自身の呼吸を、光と音に変換する装置を体験いただけます。
本学学芸学部メディア創造学科教授でメディアアートを専門とする森公一氏が、真下武久氏との協働で制作
制作者プロフィール
森公一氏(同志社女子大学学芸学部メディア創造学科教授)
1958年大阪生まれ。大阪教育大学大学院教育学研究科修了。大学院在学中よりビデオアートの研究を始め、映像ディレクターとして数多くの作品制作に携わる。1990年代には《Cosmology of Kyoto》などのマルチメディア・コンテンツの企画・制作を手がけ、2000年以降は真下武久と協働でヒトの生体情報を用いたメディアアート表現の研究を行なう。現在は人新世の時代状況をふまえ「地球」「呼吸」「植物」などに注目したアートプロジェクトに取り組んでいる。
真下武久氏(成安造形大学情報デザイン領域/共通教育センター准教授)
情報科学芸術大学院大学メディア表現研究科修了。メディアアートの分野を中心に作品の研究・制作を行う。アルス・エレクトロニカ・フェスティバル(2004年)、光州ビエンナーレ(2006年)、サンダンス国際映画祭(2011年)などの国際展に参加。森公一と協働で、脳波や脳血流、呼吸などの生体情報を体験者へフィードバックさせる作品を制作。グラフィックデザイナーや現代美術家、映像作家とのプロジェクトや作品制作などを行う。
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本件に関するお問い合わせ先
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- 広報課長 前野健
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