京田辺市の産官学が連携して企画、開発した「玉露かりんとう」が完成し、12月16日（火）、関係者らによる京田辺市長への表敬訪問及びプレス発表が行われました。

（株）リンガーハット京都工場（所在地：京田辺市大住）では、工場で生産する際に生じる餃子の皮の余りを有効活用した「かりんとう」を製造・販売しています。

今回の商品はその第2弾として、京田辺の特産であるお茶（玉露）を使った「かりんとう」の開発に取り組んだものです。開発にあたっては工場長からの相談を受けた市が協力可能な事業者・団体を募り、“オール京田辺”によるプロジェクトとしての開発が進められました。本学からは地域連携に取組む学生団体「まちづくり委員会」の学生が参画し、パッケージのデザインを担当しました。

完成したデザインは京田辺ゆかりの大住隼人舞、一休さん、そしてオリジナルキャラクターである「餃子の皮の妖精」の3種類です。表敬訪問に参加し、制作の中心として関わった中野詩子さん、田中真尋さん（ともに現代社会学部社会システム学科2年次生）は、市で1300年の歴史を誇る伝統芸能『大住隼人舞』をモチーフにするなど、試行錯誤を重ねながら京田辺らしさを前面に押し出した点に注目してほしいと述べ、「パッケージをきっかけに会話が弾み、京田辺を知る機会になれば嬉しい」と完成の喜びを語りました。

上村 崇 京田辺市長からは「玉露の産地である京田辺市ならではの商品が完成し、大変嬉しく思う」とのコメントが寄せられ、その後、和やかな雰囲気のもと試食会が行われました。

商品詳細