インターンシップⅡ(こども産業におけるあそび環境のデザイン)実地実習に参加

【日時】2025年7月20日(日)10:05~16:20
【実習先】キッズプラザ大阪(大阪府大阪市北区扇町2-1-7)
【履修学生】現代こども学科3年次生4名
7月13日(日)10時にキッズプラザ大阪前に集合し、入館後、次のような流れで実習を行いました。
▶現場の理解(10:05~11:45)
キッズプラザ大阪企画リーダー兼大学連携担当マネージャーの担当者の方より、キッズプラザ大阪の概要説明を受けました。夏休みの企画展示の準備段階を見せていただけるとのことで、展示のバックヤードを拝見しました。その後、11時45分頃まで午前の観察実習を行いました。
▶利用者の観察記録(12:50~15:00)
5階の自然科学・世界の文化・社会を体験するエリア、4階のキッズマートや郵便屋さん体験のコーナー、乳児専用スペース、3階の創作工房やデジタルコンテンツで遊ぶエリアなどの観察実習を行いました。
▶企業担当者との振り返り(15:00~16:20)
観察実習で気になった点や感想をもとに、企画リーダー兼大学連携担当マネージャーの担当者の方に質疑応答を行いました。インバウンドや万博の影響もあり、海外からの来館者が多く、多言語への対応をどのように行っているかや、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーによる「こどもの街」を中心に3つのフロアが構成されている意図やねらいなどについてお話をお聴きすることができ、この日の実習を終えました。
ハンズオンを基本とするこどものための博物館をコンセプトにしているキッズプラザ大阪において、Family Learningという考え方にもとづき、子どもと親がともに遊び、学ぶ体験の提供に向けた数々の工夫や仕掛け、それらを実現するまでのプロセスでの試行錯誤の重要性について学び、新たな気づきを得ることができました。
さらに、キッズプラザらしい体験の提供に向けて、企画リーダー兼大学連携担当マネージャーの担当者の方が、企画の立ち上げ・具現化の過程で大事にしていることからも多くの示唆をいただくことができました。

