看護学部開設10周年記念行事を開催
同志社女子大学看護学部は、2025年度に開設10周年を迎え、10月26日(日)に記念行事「Ever More~10年の軌跡、そして未来へ動き出す」を開催しました。在学生・卒業生・教員、地域医療機関や大学関係者など約70名が参加し、これまでの歩みを振り返り、これからの看護のあり方をともに考えるあたたかいひとときとなりました。
記念講演では、初代学部長の岡山寧子先生より、「同志社看護の夢ふたたび、そしてさらに大きく」と題して、設立当初の理念と教育への思いを、かつて新島襄が目指した看護教育の志と重ねながら、本学部が築いてきた10年の軌跡と次代への期待についてお話しいただきました。
後半の座談会では、「未来に向けた一歩を踏み出すには」をテーマに、眞鍋えみ子学部長と岡山寧子初代学部長が、卒業生2名・在学生1名を囲み、和やかな雰囲気のもと対談を実施。それぞれの現場で本学での学びを糧に活躍している様子が語られ、在学生にとっても大きな刺激と励ましとなりました。
また、高井病院看護部顧問の吉村久美子様からは、「いのちに寄り添う看護の本質」についてのメッセージを、淀川キリスト教病院副院長兼看護部長の丸光惠様からは、本学と同じキリスト教主義の立場から、全人医療の重要性について、卒業生の活躍の様子も交えながらお言葉を賜りました。
記念行事のタイトルである「Ever More」には、“これまでの歩みを礎に、より豊かな看護を未来へつなぐ”という願いが込められています。
この節目を新たな出発点として、看護学部はこれからも成長と挑戦を続けてまいります。