公益財団法人ロームミュージックファンデーションピアノ受贈記念 感謝状贈呈式・ピアノ公開レッスンを開催

2024/12/24

11月27日(水)、京田辺キャンパス、頌啓館ホールにて公益財団法人ロームミュージックファンデーションピアノ受贈記念 感謝状贈呈式・ピアノ公開レッスンを開催しました。

この度、公益財団法人ロームミュージックファンデーション「2024年度ピアノ寄贈事業」において、スタインウェイ D-274 1台、KAWAI  SK-5 1台、KAWAI GX-3 2台、計4台のピアノを寄贈していただくことになりました。本事業は、全国の教育機関において老朽化しているピアノを良質なものへ入れ替えを行い、音楽を楽しみ、学ぶ環境を整えることにより音楽文化の普及と発展に貢献するものです。
このような素晴らしい取組みに感謝の意を表して、公益財団法人ロームミュージックファンデーション事務局長の竹内善行氏にお越しいただき、小﨑眞学長より感謝状と記念品をお贈りしました。
竹内善行氏のご挨拶の後、ご寄贈いただいたスタインウェイのピアノでラフィ・ベサリアン特任教授による答礼演奏を披露しました。新しいピアノの音がホールに響き渡り、余韻が残る中、式典が終了しました。
式典後はピアノの公開レッスンを行い、学生だけでなく教職員にとっても、有意義な時間となりました。

今後、これらの寄贈ピアノは演奏会やピアノの公開試験、公開レッスン等で使用させていただく予定です。さらなる教育研究活動の充実に努めて参りたいと思います。(来場者:約100名)

 

【寄贈ピアノに触れてみて 学生の声】

押立 知里(演奏専攻鍵盤楽器コース3年次)
「この度、公開レッスンという形で、スタインウェイ D-274を演奏できる貴重な機会をいただけたことに感謝いたします。私自身、まだ実力不足でD-274の良さを活かした演奏をすることは難しかったですが、ご指導を受ける中で、D-274が持つ華やかで繊細な音色を少しずつ感じることができました。低音は温かみのある重厚感に溢れた響きで高音にいくと透明感のある澄み切った音色を感じることができました。これからより深く音楽を追求し、来年度の卒業試験では、さらに成長した姿でD-274の持つ素晴らしい音色を響かせたいです。」


立石 摘希乃(演奏専攻鍵盤楽器コース4年次)
「このたび、スタインウェイ D-274を寄贈していただき、心より感謝申し上げます。実際に弾いてみて、豊かさと深みのある音色にとても感動しました。繊細で透明感のある高音と、力強く豊かで深みのある低音が素敵でした。とても滑らかで反応が良く、軽やかなタッチの演奏から力強い深みのある演奏まで幅広く音楽を表現出来るピアノだと感じました。木材の質感や美しいデザインと高級感に圧倒され気分が高揚しました。細かな表現や幅広い音楽作りができるピアノだからこそ、1月に行われる公開実技試験では、より明確な表現の意志を持ち演奏したいと感じました。」

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