2009年6月10日 音楽学科公開講座 奈良 ゆみ デオダ・ド・セヴラックの歌曲 レクチャーコンサート

2009/06/10

フランス近代の作曲家、デオダ・ド・セヴラック(1872~1921)の歌曲とシャンソンを紹介した。彼は、ドビュッシーやラヴェルと並び称される印象派 の音楽家だったが、死後急速に忘れられてしまった。最近、再評価され始めているが、日本で彼の声楽曲が紹介されるのはほとんど初めて。セヴラックの声楽曲 には、芸術歌曲/民謡などに取材した創作/民謡編曲の三種類があり、第一部では、セヴラックの生涯やその声楽曲について、創作の根源にある「地方主義」に も触れながら、椎名亮輔・本学教授が解説。そして、第二部では、フランスで活躍するソプラノ歌手の奈良ゆみ氏によって、実際に歌われた。