音楽学科「永訣の白い響(声楽・ピアノ) 公開演奏会」

2022/10/03

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【日時】2022年10月12日(水) 15:30 開演

入場無料(事前申込不要)

【会場】

本学京田辺キャンパス 頌啓館ホール
・近鉄京都線「興戸」駅より徒歩10分(正門まで)
・JR学研都市線「同志社前」駅より徒歩3分(正門まで)
※駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。

【入場料】

無料(一般来聴可)

【出演者】

奈良 ゆみ(ソプラノ)
椎名 亮輔(ピアノ)

【経歴】

奈良 ゆみ

相愛大学卒業後、仏政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学びメシアンに注目される。以後パリを拠点とし欧州各地で演奏活動を展開。デュサパン、エロワ、ダオ、平義久、松平頼則などの現代作曲家に作品を捧げられ数多くの初演を行う。
メシアン『ハラウィ』をはじめ、シェーンベルク『月に憑かれたピエロ』、オハナ『三つの御花(オハナ)の物語)』、中世から現代作品までア・カペラで綴った『ソロ・ヴォイス』などが高い評価を受ける。また仏政府文化省の派遣により、サティ、フランス六人組、ラヴェルなどの演奏を東欧、ロシアにて数多く行っている。さらに、西鶴の『好色一代女』のテキストを使ったジャン・クロード・エロワの作品『仏明会』や、松平頼則のモノオペラ『源氏物語』の歌い手として、日本の音楽・文化が西洋の現代音楽と結びつく可能性を明示した。パリで開催されたメシアン生誕百年記念オープニング・コンサートでは『ミのための詩』を歌った。(Pf:R.ムラロ)
ピーター・ブルック演出の『骨』、『マハーバーラタ』に役者として出演。
日本では、ドビュッシー『ペレアスとメリザンド』(フルネ指揮、東京都交響楽団)、プーランク『人間の声』(ワッセルマン演出、Pf :寺嶋陸也)、松平頼則作曲、笈田ヨシ演出『葵の上』他、2001年より大阪モーツァルト・サロンで『フランス歌曲全貌シリーズ』(pf :谷口敦子)を中心にクリエイティヴなテーマでリサイタルが催されている。
CD録音も数多く、ヨーロッパでリリースされた『ドビュッシー歌曲集』(Pf:C.ラヴォワ) は仏音楽誌(Le Monde de la Musique)に最高推薦盤に挙げられ、メシアン『ハラウィ』(Pf:J.ゴットリーブ)は『メシアン全集』に収められている。

椎名 亮輔(本学教授)

東京大学大学院博士課程満期退学。パリ第8大学音楽学部博士準備課程、ニース大学哲学科博士課程修了。著書に『音楽的時間の変容』、『デオダ・ド・セヴラック』、『狂気の西洋音楽史』などがある。

 

  • 新型コロナウイルス感染予防対策として、座席数を制限しております。
  • 就学前のお子様の入場はご遠慮ください。

主催・お問い合わせ

同志社女子大学 学芸学部・文学研究科事務室(音楽学科)

〒610-0395 京田辺市興戸南鉾立97-1
TEL:0774-65-8501 / FAX:0774-65-8504
E-mail:ongaku-t*dwc.doshisha.ac.jp(*を@に変えてご利用ください)