京田辺市立中部住民センターで音楽公演「音と遊ぼう!」を実施

2019/11/28

【開催日】2019年11月17日(日)

学芸学部音楽学科の授業「音楽によるアウトリーチ」の履修生が、京田辺市立中部住民センターで京田辺市内の小学生を対象に音楽公演『音と遊ぼう!』を実施しました。

今回公演を実施したのは、大学で授業「音楽によるアウトリーチ」を履修する学生3名(音楽文化専攻)です。アウトリーチ活動とは、本来その活動(本科目の場合は音楽)が行われていない、さまざまな教育・医療等の現場に赴いて、自分の専門分野の活動(この場合は音楽)を行い、その場に文化・芸術的理解をもたらし、交流を深めることを目的とします。

大学の授業「音楽によるアウトリーチ」では、学生が卒業後に演奏家としてセルフプロデュースできるよう、演奏会など公演の企画から開催まで一連の流れを学ぶことを目標としており、今回の音楽公演では、休日の地域住民センターにおいて様々な小学校の低学年児童を対象に、打楽器や生活の中の身近な物(ペットボトルや空き缶、卵パック等)から奏でた「音」を使ったリズム遊びを中心としたプログラムを実施しました。

公演は最初、身近な物から奏でて録音した音をスロー再生して「何の音かを当てる3択クイズ」から盛り上がり、学生は児童の奏でる音をスマートホンで録音してスロー再生して聴かせたり、野菜の名前を複雑なリズムで組み合わせて唱える「言葉リズム遊び」をするなど、会場の状況やその場の児童の選択から様々な音楽を創り上げました。

公演を通して、児童は互いに出し合う様々なリズムの音に耳を傾けることで、音の不思議や音を出すことの面白さを学び、学生は観客との「音と言葉のキャッチボール」を通して公演を創り上げていくことを学びました。

この「音楽によるアウトリーチ」履修生による授業や公演は、京田辺市と同志社女子大学との連携事業の一環として昨年度から実施しており、春学期には京田辺市内の小学校2校を訪問して、高学年児童を対象に声楽の授業を実施しています。

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